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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 資源循環学科・森林資源環境学教育コース
学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 選択
選択推奨科目
授業科目名 森林利用システム学
しんりんりようしすてむがく
Forest Road Engineering
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Reso-3241-012
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 金曜日 3, 4時限
開講場所

担当教員 石川 知明(生物資源学部資源循環学科)

Tomoaki ISHIKAWA

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 森林利用システム学では、まず林道の幾何構造要素の決定に関する理論的解説を行い、次いで林道の計画、測量設計、施工、維持管理等森林を育成し、総合的に利用する場合に重要な基盤である林道の計画と設計・施工・維持管理法について解説する。
学修の目的 林道をはじめとする森林道路の必要性,整備目標,作設方針,維持管理手法などの知識を得る。
学修の到達目標 路網を中心とした森林の生産基盤整備計画の中心となる林道の計画、測量設計、施工、維持管理の方法について理解を深める。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目
 幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
 生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
 科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 定期試験の成績(100%)
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 理解度の確認を行い,次回の講義時間に確認する。
教科書 森林土木学(小林洋司、山﨑忠久ほか、朝倉書店)
参考書
オフィスアワー 水曜日 13:00~14:30 507号室
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目 森林利用・情報学実習Ⅰ,FSC演習林実習Ⅲ
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 森林資源利用、生産基盤整備、林道の計画、幾何構造、林道の測量設計法、施工、維持管理法
Key Word(s)
学修内容 1.授業の進め方、日本の森林、森林基盤の現況(林内道路、道路密度、整備目標)
2.林道の計画について(森林基盤整備、林道計画、林道密度理論)
3.林道の幾何構造(1) 幅員、平面線形(林道規程、設計速度、幅員、曲線半径)
4.林道の幾何構造(2) 縦断勾配、横断勾配、視距(縦断勾配、横断勾配、視距)
5.林道の幾何構造(3) 道路の構造と運転者の反応(運転負担、生理的反応、評価)
6.林道の測量設計(1) 予備調査、予測、平面測量(予測、交点杭、曲線杭、番号杭)
7.林道の測量設計(2) 曲線設定法(交角法、偏角法、進出法、)
8.林道の測量設計(3) 縦断測量、横断測量 (縦断測量、横断測量)
9.林道の測量設計(4) 設計図の作成 (平面図、縦断面図、横断面図)
10.林道の施工(のり面勾配、切取施工、盛土施工、土工機械、施工計画)
11.林道の路面と路体(路床、路盤、舗装)
12.林道の排水施設(側溝、横断排水溝)
13.林道ののり面(侵食、崩壊、のり面保護工)
14.林道の維持管理(路面補修、林道災害)
15.生き物にやさしい道作り(生き物と道路、エコロード)
事前・事後学修の内容

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