シラバスの詳細な内容を表示します。
→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)
開講年度 | 2020 年度 | |
---|---|---|
開講区分 | 工学部分子素材工学科/総合工学科応用化学コース ・専門教育 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 2年次 分子素材工学科 |
|
選択・必修 | 必修 |
|
授業科目名 | 分析化学 | |
ぶんせきかがく | ||
Analytical Chemistry | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | EN-INAN-2
|
|
開放科目 | ||
開講学期 |
前期 |
|
開講時間 |
水曜日 1, 2時限 |
|
開講場所 | ||
担当教員 | 勝又 英之(工学部分子素材工学科) | |
KATSUMATA, Hideyuki | ||
SDGsの目標 |
|
授業の概要 | "化学"は、"物質が何か、どの程度含まれているか"から始まる。分析化学とはこれを調べる分野である。本講義では、分析化学の基礎理論を修得することを目的として、分析技術の基礎をなす水溶液系の化学反応について理論と機構を学習する。 |
---|---|
学修の目的 | 水溶液の化学反応に関する計算の知識が深まる。 |
学修の到達目標 | 分析化学の基礎理論を修得し、分析技術の基礎をなす水溶液系の化学反応について理論と機構を理解・習得する。 |
ディプロマ・ポリシー |
|
成績評価方法と基準 | 出席率2/3以上を原則とし、授業中の中間テスト(30%)と期末試験の成績(70%)により総合的に評価する |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
授業改善の工夫 | 授業中に学生の反応(理解度)を勘案しながら、授業後の学生の意見を参考にして、学生の授業評価アンケートの結果等も参考にし、授業の工夫、組み立て、説明を行う。さらに、授業に関する興味深い話題や知識を盛り込んで授業を進める。 |
教科書 | 定量分析化学(鳥居、康共訳、培風館) |
参考書 | 分析化学(齋藤、金子、勝又、オーム社) |
オフィスアワー | 火曜日12:00~12:50 分子素材工学棟4階3414室 |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | 化学基礎I、化学基礎II |
発展科目 | 資源利用化学 |
その他 |
MoodleのコースURL |
---|
キーワード | 分析化学 定量分析化学 化学平衡 酸塩基滴定 錯生成反応 |
---|---|
Key Word(s) | Analytical chemistry, quantitative analytical chemistry, chemical equilibrium, acid-base titration, complex formation reaction |
学修内容 | 記述してある章は、教科書「定量分析化学(鳥居、康共訳、培風館)」を参照。 第1回 序論(第1章) 分析化学とは 第2回 滴定分析(第3章) 滴定法で用いられる化学量論的計算法の学習 第3回 重量分析(第4章) 沈殿生成を伴う反応における化学量論的計算法の学習 第4回 化学平衡の基礎(第5章)その1 酸塩基反応、沈殿反応、錯生成反応、酸化還元反応等の化学平衡概説を修得 第5回 化学平衡の基礎(第5章)その2 酸塩基反応、沈殿反応、錯生成反応、酸化還元反応等の化学平衡概説を修得 第6回 酸塩基平衡(第6章)その1 化学量論的計算・演習を通じて酸塩基平衡を理解する 第7回 酸塩基平衡(第6章)その2 化学量論的計算・演習を通じて酸塩基平衡を理解する 第8回 酸化還元平衡(第10章) ガルバニセル、ネルンストの式、標準電位と平衡電位、見かけ電位等の酸化還元平衡の学習 第9回 第1回から第5回までの学習分野における到達度を中間 テストを通じて演習する。 第10回 複雑な系の酸塩基平衡(第7章)その1 ポリプロトン酸、二つの酸の混合物の滴定 第11回 複雑な系の酸塩基平衡(第7章)その2 ポリプロトン酸、二つの酸の混合物の滴定 第12回 錯生成滴定(第8章)その1 錯生成滴定について化学平衡、キロン滴定、錯化効果などの学習 第13回 錯生成滴定(第8章)その2 錯生成滴定について化学平衡、キロン滴定、錯化効果などの学習 第14回 溶解平衡(第9章)その1 沈殿滴定反応である溶解平衡の学習 第15回 溶解平衡(第9章)その2 沈殿滴定反応である溶解平衡の学習 |
事前・事後学修の内容 | 本講義は化学の基礎である「分析化学」を完全にマスターさせるとの目的から、例題の解説に重点を置いて講義する。従って、受講生は予習として該当する講義範囲の問題(教科書「定量分析化学」の章末問題、「分析化学」の問題)を勉強してくること。 |