三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 工学部物理工学科 ・専門教育
受講対象学生 学部(学士課程) : 4年次
選択・必修 必修
学科必修
授業科目名 卒業研究
そつぎょうけんきゅう
Research for Graduation Thesis
単位数 6 単位
ナンバリングコード
EN-COMN-3
開放科目     
開講学期

通年

開講時間
開講場所

担当教員 各教員

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 様々な演習では答えが解っている問題が与えられ,その問題を正しく解けるかどうかが課題であった.機電工学実験Ⅰ,Ⅱでは目的,理論のみならず実験方法までもが与えられていて,結果が解っている実験を正しくできるかどうかが課題であった.卒業研究では,問題自身を見い出し,実験方法を自ら考え,得られた結果に考察を与えるとともに,今後の展望も与える.ここで,結果は予め解ってはいない.卒業研究を通して,4年次までに受講した講義内容をさらに深く理解するとともに,それらを最先端の研究に応用するスキルおよび科学的な研究方法を身につける.理論的な研究においては,単に式を扱うだけでなく,物理的な意味も考える.実験的な研究においては,単に機器を使って測定するのではなく,測定原理などにも踏み込んで考える.また,研究結果を卒業論文にまとめることにより科学的な論文の書き方を習得する.さらに,研究結果を発表することにより,プレゼンテーションの技術を磨く.
学修の目的 研究計画を立案・実施し,研究成果論文を作成することを目的とする.
学修の到達目標 研究計画が立案できるようになる.
研究成果をまとめて論文を作成できる.
プレゼンテーション技法を身につけることができる.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目
 理学としての物理学および工学の根幹である機械・電気電子工学を基盤とした物理工学の基礎となる数理リテラシーを修得している。【汎用的技能】
 物理学、機械・電気電子工学に関する基本的な専門知識を修得している。【知識・理解】
 物理工学に関する諸問題や課題等について論理的に考え、その考えを説明することができる。【理解・思考・判断】
 各種の産業活動に関心を持ち、自らの社会貢献ついて考えることができる。【関心・意欲・態度】
 自らが取り組んだ課題やその解決方法について論理的に纏め、発表できる。【技能・表現】

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 日々の取り組み,卒業論文,口頭試問により総合的に評価を行なう.
授業の方法

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 各研究室の教員より個別に指示がある.4年次までの教科書,資料,講義ノートなどがすぐ取り出せるよう整理しておく.
参考書
オフィスアワー 質問には各研究室の教員が対応する.
受講要件
予め履修が望ましい科目 4年次までに受講した講義の多くが該当する.
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 卒業論文、プレゼンテーション、口頭試問
Key Word(s) physics engineering, bachelor thesis
学修内容 次の研究室に分かれ,研究テーマを決め,個人あるいは小グループで行なう.
1.量子物理学(担当教員:鳥飼)
2.物性物理学(担当教員:佐野,内海)
3.ナノデザイン(担当教員:中村(浩),秋山)
4.ナノセンシング(担当教員:野呂)
5.ナノエレクトロニクス(担当教員:藤原)
6.ナノプロセッシング(担当教員:中村(裕),松井)
各研究室の教員より個別に指示があるが,原則的に,講義のない時間は卒業研究にあてる.
研究結果を卒業論文にまとめるとともに,発表会を行ない,口頭試問を受ける.
事前・事後学修の内容 各研究室の担当教員の指示に従うこと。

Copyright (c) Mie University