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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 人文学部法律経済学科・社会科学科
受講対象学生 法律経済学科専用
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 経営史
けいえいし
Business History
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-laec2230-003
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 木曜日 7, 8時限
開講場所

担当教員 青木 雅生(人文学部)

AOKI,Masao

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 経営史の対象領域は一般(世界、各国)経営史、産業経営史、個別企業経営史などに分かれるが、本講義ではこの中でも中心をなす一国経営史、とりわけ日本経営史について、所有と統治システム、生産システム、企業の経営戦略と組織、企業と政府の関係の4つに焦点をあてて、その基本的形成・展開過程とその特質を学ぶ。また、それらを踏まえた上で現代的な特徴についても学ぶ。
学修の目的 日本の企業経営がどのように歴史的に形成されてきたのか学ぶことによって、現代の日本の企業経営の特徴と課題を理解する力を養う。
学修の到達目標 日本の経営史に関して、所有と統治システム、生産システム、企業の経営戦略と組織、企業と政府の関係の4つの観点から、日本企業の特徴を形成展開の過程を踏まえて論理を展開できるようになる。
それらについて21世紀の日本の企業のあり方について、自分の見解を示すことができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 法律・政治・経済・経営の諸分野において、専門的知識と豊かな教養を身につけている。
○現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 法律・政治・経済・経営の諸分野を広く学び、学際的視点で問題を探究できる。
 現代社会の課題に挑戦する積極性を備える。
 自ら学んだ知を的確に発信し、国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 レポート100%
 講義内容の理解
 自分なりの問題意識に基づく課題設定と論理展開(参考文献などの活用を含む)
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 毎回の質問・感想用紙を通じて出された質問や意見について、次の授業において返答やコメントをし、受講生の理解度の向上に努める。
教科書 橋本輝彦『新版 現代日本の経営 その歴史的考察』文理閣2003年
参考書 橋本輝彦『チャンドラー経営史の軌跡』ミネルヴァ書房2007年
林正樹編著『現代日本企業の競争力』ミネルヴァ書房2011年
重本直利・篠原三郎・中村共一編著『社会共生学研究』晃洋書房2018年
オフィスアワー 木曜日13:00~14:30
受講要件 特になし。
ただし、日本の明治維新以降の近代史をあらかじめ復習しておくと理解が進むので、奨励する。
また、新聞の産業や経済の欄を日ごろから読んでいることを勧める。
予め履修が望ましい科目 経営学総論
発展科目 マーケティング論、中小企業論
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 日本の企業経営の歴史的形成過程の検討
Key Word(s) Consideration of historical formative process of Japanese business management
学修内容 第1回 イントロダクション
第2回~第5回 日本企業の所有と統治システム
第6回~第8回 日本的生産システムの形成
第9回~第11回 日本企業の経営戦略と組織
第12回~第14回 企業と政府の関係
第15回 現代の日本の企業経営の特徴と課題
事前・事後学修の内容 予習:各回の該当するテキストの章をあらかじめ読んでおくこと。
復習:各章が終了するごとにレポートを書いて提出してもらう。

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