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開講年度 | 2020 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学部 | |
受講対象学生 |
生物圏生命化学科・海洋生命分子化学教育コース 学部(学士課程) : 3年次 |
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選択・必修 | 必修 教育コース必修科目 |
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授業科目名 | 海洋資源微生物学 | |
かいようしげんびせいぶつがく | ||
Marine Microbiology for Bioresources | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | BIOR-Life-2231-007
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
水曜日 2時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 田中 礼士(生物資源学部生物圏生命科学科) | |
Reiji TANAKA | ||
SDGsの目標 |
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授業の概要 | 海洋微生物(特に細菌類)は、生息環境により多様な性質を有し、その形質や遺伝子は有用な生物資源である。これら海洋微生物を有効に活用するための基礎的知見として、海洋微生物の特性を生理学的、生態学的、生化学的、かつ分子生物学的に講述する。 |
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学修の目的 | 海洋微生物の特性を理解し、これらの特性を有効活用できるように生理学的、生態学的、生化学的、かつ分子生物学的な知識を持つことを目的とする。 |
学修の到達目標 | 海洋微生物を生物進化および系統分類の観点から生物学的位置を理解する。海洋微生物が共通して有する生理学的特質について学び、それらの特性に適合した利用法を習得する。また遺伝子操作技法にもとづく生態学的解析法を理解する。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 試験 100% |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
Moodleを活用する授業 |
授業改善の工夫 | 板書量を少なくして、プロジェクターでの説明を多くするように改めた。 出席カードを配布して、受講生の理解度を把握する。 |
教科書 | 海の環境微生物学(石田祐三郎、杉田治男編、恒星社厚生閣) ISBNコード : 978-4-7699-1242-2 |
参考書 | 海洋微生物とバイオテクノロジー(清水潮編、技報堂出版) 環境と微生物(中村和憲著、産業図書) ベルソーブックス031海洋微生物と共生(石田祐三郎著、成山堂書店) |
オフィスアワー | 701室(田中) |
受講要件 | 微生物学を履修していること。 |
予め履修が望ましい科目 | 微生物学、微生物利用学 |
発展科目 | 卒業研究 |
その他 |
教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください) 環境教育に関連した科目 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 海洋微生物、海洋細菌、有用生物資源、微生物生態、微生物機能、機能開発 |
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Key Word(s) | marine microbiology, microbial ecology, microbial function |
学修内容 | 1. 海洋環境と海洋微生物 2. 海洋微生物学の発展と研究手法の変遷 3. 海洋微生物の進化と系統分類 4. アーキアの系統分類と特徴 5. 海洋細菌の分類と特徴-その1 6. 海洋細菌の分類と特徴-その2 7. 海洋生物生態系における微生物の役割 8. 物質循環における微生物の関与-その1 9. 物質循環における微生物の関与-その2 10. 海洋環境と微生物-その1 11. 海洋環境と微生物-その2 12. 環境修復と微生物-その1 13. 環境修復と微生物-その2 14. 海洋微生物とバイオテクノロジー 15. まとめ 16. 定期試験 |
事前・事後学修の内容 | 予習:指定教科書等を事前に熟読し,各内容について理解しておくこと(各回2時間). 復習:授業で学習した内容について、主に出席カードの設問および、教科書の内容を整理してまとめること(各回2時間). 毎回の出席カードをまとめて保管し、よく復習すること。 1. 海水成分の組成、海洋微生物の種類について 2. これまでにない微生物検出法について 3. 生物の進化の証を見るための手法について 4. 古細菌の生化学的特徴について 5. 生化学的分類と分子分類について 6. 分解者と生産者の違いについて 7. 真の分解者としてのウィルスの生態学的役割について 8. 酸化と還元を理解すること 9. 微生物学的酸化反応・窒素酸化・硫黄酸化について 10. 海の富栄養化について 11. 海洋汚染について 12. バイオレメディエーションについて 13. 浚渫・曝気・アナモックスについて 14. バイオテクノロジー分野で世界を変えた革新的技術について 15. 授業の振り返りおよび出席カードの確認 |