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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 人文学部法律経済学科・社会科学科
受講対象学生 法律経済学科専用
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 マクロ経済学
まくろけいざいがく
Macroeconomics
単位数 4 単位
ナンバリングコード
humn-laec2240-002
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 金曜日 7, 8, 9, 10時限
開講場所

担当教員 鶴田 利恵

Rie Tsuruta

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 国レベルでのモノやサービス、貨幣の需要と供給に関する「マクロ経済理論」について講義します。まず、国内総生産(GDP)の概念から始め、家計や企業、政府といった経済主体の行動について整理した上で、財・サービス市場でGDPがどのように決定されるのかを見ていきます。さらに、貨幣(金融)市場で金利が決定されるメカニズを解説します。その上で財政政策や金融政策によってGDPや金利がどのように変化するのかを講義していきます。また、財・サービス市場と金融市場を同時に分析するIS-LMモデルや物価が変動した場合のマクロ経済理論、貿易を行う場合の開放経済について解説します。
学修の目的 財市場でGDPがどのように決定され、貨幣市場で金利がどのように決定されるのかを理解すること。さらに、財政政策や金融政策の内容やその効果を理解すること。
学修の到達目標 「現実の経済において有効な経済政策は何か」を自分自身で考える力を身につけること。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○法律・政治・経済・経営の諸分野において、専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 法律・政治・経済・経営の諸分野を広く学び、学際的視点で問題を探究できる。
 現代社会の課題に挑戦する積極性を備える。
 自ら学んだ知を的確に発信し、国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  •  専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 前半(講義中)、後半(最終講義日)の2回の筆記試験および試験期間中のレポートで評価します。試験を行う際には事前に講義中に連絡します。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 受講生からの質問、受講生との対話、練習問題の解答状況などを見ながら改善していく。
教科書 N.グレゴリー マンキュー著『マクロ経済学 I 入門編』 第4版 東洋経済新報社
参考書 伊藤元重著『マクロ経済学』日本評論社
浅子和美、加納 悟、倉澤資成著『マクロ経済学』新世社
オフィスアワー 質問等はtsuruta@yokkchi-u.ac.jpにメールで問い合わせてください。
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード マクロ経済理論、財・サービス市場、国内総生産、消費、投資、政府支出、貨幣(金融)市場金利、財政政策、金融政策、IS-LM分析、物価変動
Key Word(s)
学修内容 第1講  ガイダンス  科学としてのマクロ経済学
第2講  マクロ経済学のデータ
第3講  長期の経済 国民所得の決定(1)
第4講  国民所得の決定(2)
第5講  貨幣とは
第6講  貨幣システムにおける銀行の役割
第7講  貨幣数量説
第8講  インフレーションの社会的コスト
第9講  開放経済
第10講 為替レート
第11講 賃金の下方硬直性と構造的失業
第12講 労働市場の経験(アメリカとヨーロッパ)
第13講 短期の経済と長期の経済の違い
第14講 総需要と総供給
第15講 練習問題の解説
第16講 前半部分の試験
第17講 IS-Lモデル(1)
第18講 IS-Lモデル(2)
第19講 IS-Lモデルの応用(1)
第20講 IS-Lモデルの応用(2)
第21講 マンデル=フレミング・モデル
第22講 変動相場制下での小国開放経済
第23講 固定相場制下での小国開放経済
第24講 利子率格差
第25講 短期から長期へ
第26講 総供給の基礎理論
第27講 インフレーション、失業とフィリップス曲線
第28講 練習問題の解説
第29講 練習問題の解説
第30講 後半部分の試験
事前・事後学修の内容 講義前にはテキストを読んでおき、講義後にはテキスト及び追加説明の内容を復習すること。また、日頃からテレビ、新聞、インターネットなどにより経済記事に触れる習慣をつけておくこと。

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