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開講年度 | 2020 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学研究科(博士前期課程)資源循環学専攻 | |
受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次 資源循環学科対象 |
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選択・必修 | 選択 |
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授業科目名 | 土壌圏生物機能学特論 | |
どじょうけんせいぶつきのうがくとくろん | ||
Advanced Soil and Environmental Sciences | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | BIOR-Reso-5271-003
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
水曜日 1, 2時限 受講者数および授業計画によって変更する場合がある。その場合は受講者と連絡を取り、協議する。 |
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開講場所 | 212号室を予定している(事前にメールで連絡する) | |
担当教員 | 水野 隆文(生物資源学研究科資源循環学専攻) | |
Mizuno Takafumi | ||
SDGsの目標 |
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授業の概要 | 土壌は作物生産の土台となるばかりでなく、陸上生態系の基盤を形成し、また人が住む環境 の基礎となる。本授業では、人間の諸活動が土壌に与える影響を述べるほか、重金属汚染が人間に与える影響、高重金属環境に分布する植物などについて学習し、さらに金属集積植物などを用いた土壌浄化法(ファイトレメディエーション)や植物を用いた鉱物 資源回収(ファイトマイニング)、緑化に関連する授業を行う。またこれらに関連する植物の生理特性や土壌学の観点から授業を行う。さらに授業に関連するテーマについて学生がまとめ、発表する。 |
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学修の目的 | 土壌を中心とした環境汚染とその対策技術について知識を得る。また植物による環境浄化(ファイトレメディエーション)の基礎となる蛇紋岩植物および重金属集積性植物について学ぶほか、不良土壌に対する耐性をもった植物の利用例(貴金属回収、緑化など)についての知見を得る。 |
学修の到達目標 | 地球上の物質循環と食糧・環境問題を多角的に理解するための、土壌環境に関するより深い学力の涵養を図る。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 受講実績50% 課題50% |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
問題提示型PBL(事例シナリオ活用含) 問題自己設定型PBL プロジェクト型PBL 実地体験型PBL キャリア教育の要素を加えた授業 その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) |
授業改善の工夫 | 授業の進め方について受講生から意見を問い、その都度取り入れる。 |
教科書 | 特になし |
参考書 | オーム社 地球環境テキストブック 「環境科学」 吉原利一 編 |
オフィスアワー | 授業後適宜 |
受講要件 | 特になし |
予め履修が望ましい科目 | 植物栄養学、土壌学、 |
発展科目 | 特になし |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 土壌環境、環境保全、環境破壊、ファイトレメディエーション、ファイトマイニング、緑化 |
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Key Word(s) | Soil environment, environmental protection, environmental pollution, phytoremediation, phytomining,revegitation |
学修内容 | 学習内容 課題 以下の内容をプリントならびにスライド等を用いて概説する。 初回:授業のガイダンス(授業概要の伝達,プレゼンテーションの順番決めなど) ・日本における重金属汚染の歴史 ・ 食品の重金属含有レベルと健康被害について ・ 重金属性不良土壌と植物および重金属超集積性植物(hyperaccumulator) ・ 植物による土壌浄化ーファイトレメディエーションー① ・ 植物による大気・水質の浄化、遺伝子組み換え技術とファイトレメディエーション ・ ファイトマイニング ・ コシアブラのマンガン超集積性とファイトマイニング(三重大学の研究①) ・菅島の蛇紋岩植生について(三重大学の研究②) ・蛇紋岩土壌の緑化(三重大学の研究③) 11-15回 :学生による関連研究のプレゼンテーション |
事前・事後学修の内容 | 授業で使うスライドを配布する。また蛇紋岩土壌や蛇紋岩植物などについては、 あらかじめ以下の英語論文を読んでおくことが望ましい。 Nishanta Rajakaruna and Bob Boyd, Serpentine Soils http://scholarworks.sjsu.edu/cgi/viewcontent.cgi?article=1053&context=biol_pub 授業後半は前半でレクチャーした内容に関連した論文を受講者が各自入手し、プレゼンする。 授業の事前準備:各回の授業内容に関する英語論文を入手し,各自で翻訳し,予習する(各回2時間) 事後学習:各回で配布した内容の論文を各自で入手し,内容を把握する(各回2時間) |