シラバスの詳細な内容を表示します。
→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)
開講年度 | 2020 年度 | |
---|---|---|
開講区分 | 生物資源学部 | |
受講対象学生 |
海洋生物資源学科・海洋生物資源学教育コース 学部(学士課程) : 3年次 |
|
選択・必修 | 選択必修 教育コース選択必修:水圏P指定科目 選択科目:海洋P指定科目 |
|
授業科目名 | 水族繁殖学 | |
すいぞくはんしょくがく | ||
Reproductive Biology of Aquatic Animals | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | BIOR-Mari-2531-006
|
|
開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期 |
|
開講時間 |
水曜日 1, 2時限 |
|
開講場所 | ||
担当教員 | ○吉岡 基(生物資源学部海洋生物資源学科) | |
○YOSHIOKA, Motoi | ||
実務経験のある教員 | 吉岡基:国立科学博物館および(一財)日本鯨類研究所において,鯨類を中心とした研究活動および管理業務に係る実務職に計3年間従事していた経験を活かし,とくに海生哺乳類の繁殖に係る部分について実務的に指導する。 | |
SDGsの目標 |
|
授業の概要 | 水生セキツイ動物を対象とした繁殖生物学の基礎的講義である.魚類から海生哺乳類までの繁殖生理,繁殖生態を概説する.一連の講義を通じて,同じ水中で生活する動物群間で,繁殖生理・生態を比較し,その類似点と相違点を理解させる.また,これらの内容を関連する科学英語の輪読とその解説によって理解する. |
---|---|
学修の目的 | 同じ水圏を生活場所とした動物でも,動物群によって生きるためにさまざまな戦略をもっていることを繁殖という側面から理解する.また,卒業研究に入る前に,科学論文をよむとはどういうことかを理解する. |
学修の到達目標 | 魚類から海生哺乳類にいたる水生生物における繁殖生理,繁殖生態の特性を理解し,それらの動物群における違いが説明できる.基礎的専門用語を英語で理解することができる.科学論文の基本構成について説明ができる. |
ディプロマ・ポリシー |
|
成績評価方法と基準 | 期末試験(70%)と輪読時における訳文の正確さ(30%),計100%とする. |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) 教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業 |
授業改善の工夫 | アクティブラーニングの時間を毎回,半分程度取り入れる. |
教科書 | 指定せず 輪読用の英文は,講義時に適宜配付 |
参考書 | 魚類生理学の基礎(会田勝美編,恒星社厚生閣),哺乳類の生殖生物学(高橋迪雄監修,学窓社),動物生理学(ニールセン,東京大学出版会) |
オフィスアワー | メールにより,事前予約をお願いします |
受講要件 | とくになし. 科学英語論文の基本構成を理解し,英語論文に早くなれたいと思っている人. |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | 魚類増殖学,海生哺乳動物学 |
その他 |
環境教育に関連した科目 |
MoodleのコースURL |
---|
キーワード | 魚類,は虫類,鳥類,海生哺乳類,繁殖生理,繁殖生態,ホルモン,内分泌,成熟,産卵,クジラ,イルカ,ペンギン,ウミガメ,サメ,エイ |
---|---|
Key Word(s) | reproduction, fish, sea turtle, penguin, marine mammal, physiology, hormone |
学修内容 | 基本的に毎回,以下の内容に関する基礎知識の日本語での説明,英文の輪読と解説を行います. 第 1回: 生殖と繁殖 第 2回: 魚類の繁殖① 第 3回: 魚類の繁殖② 第 4回: 魚類の繁殖③ 第 5回: 魚類の繁殖④ 第 6回: 魚類の繁殖⑤ 第 7回: ウミガメ類の繁殖① 第 8回: ウミガメ類の繁殖② 第 9回: 海鳥類の繁殖① 第10回: 海鳥類の繁殖② 第11回: 海生哺乳類の繁殖① 第12回: 海生哺乳類の繁殖② 第13回: 海生哺乳類の繁殖③ 第14回: 海生哺乳類の繁殖④ 第15回: 定期(筆記)試験 第16回: 総括 |
事前・事後学修の内容 | 本講義では,毎回,適当な繁殖生物学に関する英文を資料として配付し,講義の中で輪読を行う.このため,その英文読解に係る予習(訳文作成と内容理解)を,外国語辞書,関連する専門書籍やWebサイトなどを利用して毎回120分必要である. 授業終了後は,講義で説明された内容を踏まえ,講義の解説内容の確認と自分の訳文の正誤についてチェックを行い,訳文については必要な修正を行った上で完成訳としてノート等にまとめる復習が120分必要である. |