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開講年度 | 2020 年度 | |
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開講区分 | 工学部物理工学科 ・専門教育 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 3年次 |
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選択・必修 | 選択 選択科目 |
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授業科目名 | 電子デバイス工学Ⅱ | |
でんしでばいすこうがくに | ||
Electronic Device Engineering II | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | EN-ELEC-3
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開放科目 | ||
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
火曜日 1, 2時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 西村 一寛(物理工学科・非常勤) | |
NISHIMURA, Kazuhiro | ||
SDGsの目標 |
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授業の概要 | 送電線や電車などのインフラからテレビやパソコンなどの家電製品に使われている導体、超電導、誘電体、磁性体などの電気電子材料(「電子デバイス工学Ⅰ」で学ぶ半導体は除く)と,それぞれの応用を紹介する。 |
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学修の目的 | 導体、超電導、誘電体、磁性体の基本的な知識を理解することで、電気回路を構成している導線、抵抗、コンデンサ、インダクタなどを理解し,材料の特性をそのまま利用した電子デバイスへの応用を知る。 |
学修の到達目標 | 導体、超電導、誘電体、磁性体の材料の基礎を理解することで、抵抗、コンデンサ(キャパシタ)、コイルなどこれら材料が応用された電子デバイスを適切に使用することができる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 定期試験の点数(70点満点)と小テストの合計点数(28点満点)と出席点(2点満点)の合計を10で割った値を四捨五入して最終成績(10点満点)とし、最終成績6以上を合格とする。小テストは合計3回授業中に行う。毎回出席を取る。 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
授業改善の工夫 | 演習や小テストの出来具合から理解度を判定し,理解が不十分な点については補足説明する |
教科書 | インターユニバーシティ電気・電子材料(水谷照吉編著、オーム社) |
参考書 | 新インターユニバーシティ電気電子材料(鈴置保雄編著、オーム社) やさしい電子物性(宮入圭一・橋本佳男共著、森北出版) |
オフィスアワー | 電子メールによる質問を受け付ける E-mail: kazuhiro@elec.suzuka-ct.ac.jp |
受講要件 | なし |
予め履修が望ましい科目 | 「基礎物理学Ⅲ」,「化学Ⅱ」,「ナノ計測学」,「電磁気学Ⅰ」 |
発展科目 | 量子力学Ⅰ,量子力学Ⅱ,固体物理学Ⅰ,固体物理学Ⅱ,材料科学,量子物理学,物性物理学 |
その他 | 授業中に行う演習においては、積極的な発言を望む。授業以外でも疑問などあれば、積極的に電子メールで質問してください。 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 導体,超電導体,誘電体,磁性体 |
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Key Word(s) | Conducting materials, Superconducting materials, Dielectric materials, Magnetic materials |
学修内容 | 第1回 電気電子材料の基礎(1)・・・原子とその結合 第2回 電気電子材料の基礎(2)・・・多数の粒子が示す性質 第3回 電気電子材料の基礎(3)・・・金属中の電気の流れ 第4回 導電材料 第5回 超電導材料 第6回 誘電体と誘電現象 第7回 複素誘電率と誘電率の周波数特性 第8回 圧電体と焦電体 第9回 磁性材料の種類と磁気モーメント 第10回 磁化曲線と磁化過程 第11回 BHmax,磁化の温度変化 第12回 磁気モーメントの合成,反磁界,磁気異方性 第13回 各種磁性材料 第14回 磁石を利用した磁気応用 第15回 マルチフェロ材料 第16回 定期試験 |
事前・事後学修の内容 | 予習:授業部分の教科書を読み,わかりにくい点をチェックしておくこと. 復習:授業で学んだことを復習し,わからないことがあれば質問すること. |