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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 海洋生物資源学科・海洋生物資源学教育コース
学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 選択
授業科目名 海洋生物資源調査実習
かいようせいぶつしげんちょうさじっしゅう
Practical assessment of fishery resources
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Mari-3544-005
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期集中

開講時間
開講場所 練習船勢水丸

担当教員 金岩 稔(生物資源学部生物圏生命科学科)、木村妙子(生物資源学部生物圏生命科学科)、森川由隆(生物資源学部生物圏生命科学科)

KANAIWA, Minoru KIMURA, Taeko MORIKAWA, Yoshitaka

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 本学練習船・勢水丸に乗船し3泊4日の航海により実施する(悪天候等の理由により陸上実習を課す場合もある)。海洋生物資源と海洋環境の構造についての調査方法について講述するとともに、洋上での生物採集作業、海洋観測作業、採集された生物からのデータ収集、データに基づく解析など実施することにより、海洋生物資源の調査手法を実践的に身につける。
学修の目的 洋上での海洋生物資源調査の方法を身につけるとともに、採集物からのデータ収集及びデータに基づく解析の方法を学ぶ。また、海洋生物資源のすむ海洋環境の構造を明らかにする方法を身につける。
学修の到達目標 洋上での海洋観測を通じて物理的・生物学的な海洋構造を理解するとともに、試験操業により漁場形成と海洋構造との関連を学ぶ。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目
なし
○幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
 生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
 科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
○豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 レポート・作図・作表60% 取り組み・熱意40%
授業の方法 実習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 実習項目毎に目標を設定し、どのようなことを学ぶのか理解しやすくした
教科書 参考書:海洋観測入門(恒星社厚生閣)
参考書
オフィスアワー 担当各教員が適宜対応する
受講要件 学生教育研究災害傷害保険へ加入していること
予め履修が望ましい科目 漁業生産学
発展科目
その他 環境教育に関連した科目
高等学校教諭一種免許(水産)-水産の関係科目
当実習は、練習船勢水丸の教育関係共同利用拠点事業(黒潮流域における生物資源と環境・食文化教育のための共同利用拠点)における「公開・漁場環境調査実習航海(応用行動学実習)」の実施を含みます。この実習航海には他大学の学生が乗船することがあります。そのため、学内の学生の受講可能数を調整することがあります。
 履修申告は修正申告期間ではなく、最初の履修申告期間に行って下さい。船の定員を無駄にしないため、履修を認められた人は、履修を取り消さないようにお願いします。
 特別聴講学生としてこの授業科目を受講した他大学の学生に対しては、所定の受講認定書(成績評価付き)を発行します。
*なお、学内の学生には、乗船以外に観測データの解析などを主とする陸上実習を行うことがあります。
高等学校教諭一種免許(水産)-水産の関係科目

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 海洋観測 生物採集 採水分析
Key Word(s) longline fishing, marine observation, assessment of fishery resources
学修内容 第1回:実習ガイダンス-船内生活、規律、船舶運用に関して
第2回:海洋環境と観測1-海域、目的、観測項目・手法について
第3回:海洋環境と観測2-観測機器と観測海域の特徴-観測機器の構造や原理、海流、海底地形について
第4回:海洋環境と観測3-海洋観測の基本 表面水温、透明度、水深、観測野帳について
第5回:海洋環境と観測4-環境マルチプロファイラーを使った観測1 基本操作と水温、塩分、密度計測
第6回:海洋環境と観測5-環境マルチプロファイラーを使った観測2 溶存酸素、濁度、照度分布計測
第7回:海洋生物資源と試験操業1-生物採取の手法(漁具・漁法)について
第8回:海洋生物資源と試験操業2-漁海況・気象情報の収集と解析
第9回:海洋生物資源と試験操業3-延縄、釣り漁操業
第10回:海洋生物資源と試験操業4-桁網、ひき網、カゴ網漁操業
第11回:海洋生物資源と試験操業5-稚魚ネットによる生物採集
第12回:海洋生物資源と試験操業6-生物試料の分類および計測
第13回:データ処理1-観測データの解析(計算、作図および作表)と整理
第14回:データ処理2-試験操業データを用いた資源量推定
第15回:レポート作成
事前・事後学修の内容 予習:事前に参考書などを利用して、海洋観測の基本や観測機器の種類や仕組みについて、理解を深めておくことがのぞましい。
復習:項目13~15については乗船期間内に終えることができないので、下船後に事後学修としてレポート作成を行う(3時間/週=45時間分)。

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