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開講年度 | 2020 年度 | |
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開講区分 | 工学部情報工学科/総合工学科情報工学コース ・専門教育 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 2年次, 3年次 2018年度以前入学者は3年次に履修する. 2019年度以降入学者は2年次に履修する. |
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選択・必修 | 選択 |
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授業科目名 | 制御工学 | |
せいぎょこうがく | ||
Control Engineering | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | engr-engr-INFO-2623
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 成瀬 央(工学部情報工学コース) | |
NARUSE, Hiroshi | ||
SDGsの目標 |
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授業の概要 | 制御工学では、微分積分、線形代数、確率統計、微分方程式など、さまざまな数学的知識に基づいてシステムの特性を解析します。工学において制御を必要としない分野ない、といわれるくらい制御工学の考え方は幅広い工学分野に応用されています。 情報工学コースのカリキュラムでは、制御工学は1科目2単位となっています。そのためこの講義では、古典制御理論や現代制御理論などの基本的内容を説明していきます。 |
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学修の目的 | 例えば身の回りのものでは冷蔵庫の温度、乗り物の速度、工場ではボイラの圧力やプラントの温度、電源電圧や周波数など、さまざまなものが自動的に制御されています。これらのものはまったく異なるように見えますが、制御という点では微分方程式で表されるシステムの特性解析であり、これらには共通な理論があります。それが制御工学です。最近の自動車は、さまざまな制御機器のかたまりです。将来、自動車関連企業を考えている場合、重要な科目の一つです。 本講義では、制御工学への入門である伝達関数に基づく古典制御理論と、状態方程式による現代制御理論の基礎学習と理解を目的としています。 |
学修の到達目標 | 制御工学に関わる以下の基礎的事項を中心に習得するとともに、さらに進んだ内容や応用について、自学できる基本知識を習得することが到達目標です。 ・制御工学の基本的考え方が理解できる ・微分方程式を用いて制御対象のシステムをモデル化できる ・モデルに基づいてシステムを解析でき、その応答特性を調べることができる ・連立線形微分方程式によってシステムの状態方程式を表現できる ・状態方程式を解析でき、システムの応答特性を調べることができる |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 中間、定期試験などの各種試験、すべての提出物の合計点を10点満点に換算し、6以上を合格とします。 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
授業改善の工夫 | |
教科書 | PID制御の基礎(江口弘文、東京電機大学出版局) |
参考書 | ラプラス変換について:工学基礎 ラプラス変換とz変換、原島博・堀洋一、数理工学社 古典制御について:はじめての制御工学、佐藤和也・平元和彦・平田研二、講談社 現代制御理論について:入門現代制御理論、白石昌武、日刊工業新聞社 |
オフィスアワー | 電子メール(naruse@pa.info.mie-u.ac.jp)でスケジュールを調整の上、情報棟3階成瀬教員室で質問などについて対応しますが、なるべく講義時あるいは終了時にお願いします。 |
受講要件 | 履修済みでなければならない講義は特にありませんが、制御工学を理解するためには、そこに使われる基礎的な数学を理解し、道具として使えることが必要です。特に、微分積分、線形代数、確率統計、工業数学JA・JB・JCについては予め十分復習しておいてください。 |
予め履修が望ましい科目 | 基礎線形代数学 I、II(共通教育)、基礎微分積分学 I、II(共通教育)、工業数学JA・JB・JC |
発展科目 | |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | システムのモデル、ラプラス変換、伝達関数、過渡応答、周波数応答、状態方程式 |
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Key Word(s) | |
学修内容 | 第1回 イントロダクション(制御システムの概要) 第2回 複素数 第3回 ラプラス変換(1) 第4回 ラプラス変換(2) 第5回 伝達関数によるシステムのモデル化とブロック線図 第6回 制御系の応答:過渡応答と定常応答(1) 第7回 制御系の応答:過渡応答と定常応答(2) 第8回 制御系の応答:周波数応答、ベクトル軌跡、ボード線図(1) 第9回 制御系の応答:周波数応答、ベクトル軌跡、ボード線図(2) 第10回 中間試験 第11回 制御系の安定性 第12回 制御系の状態空間表現(1) 第13回 制御系の状態空間表現(2) 第14回 制御系の状態空間表現(3) 第15回 PID制御系 第16回 定期試験 上記計画は、受講生の理解の程度などによって変更します。 |
事前・事後学修の内容 |