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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 工学研究科(博士前期課程)共通科目
領域
研究科共通
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次
選択・必修 選択
授業科目名 知的財産権出願特論
ちてきざいさんけんしゅつがんとくろん
Application of Intellectual Property
単位数 1 単位
ナンバリングコード
EN-COMN-4
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期集中

開講時間
講義日指定: ①9/7(月)・9/8(火)②9/9(水)・9/10(木)
開講場所 12番教室前の掲示板にて案内をします。

担当教員 狩野 幹人(地域イノベーション推進機構),八神 寿徳(地域イノベーション推進機構)

KANOU Mikihito, YAGAMI Hisanori

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 プロパテント(知的財産,特に特許重視)を経て,プロイノベーション(イノベーション重視)の時代となった.イノベーション(価値形成)においては,ビジネスモデルと知的財産戦略・マネジメント,その相互的な作用・効果が不可欠となる.知的財産においては,その創出,保護・強化,活用が基本要素であり,それらをサイクルとして継続することが重要となる.イノベーションの推進や我が国の産業競争力の復活・向上のためには,将来,企業や大学で研究・開発を担う人達が,知的財産についての知識を有していることが望まれる.
そこで,イノベーションにおける知的財産戦略・マネジメント,知的財産権(特に特許)について平易に解説し,その基礎的知識を習得する.また,その活用についても説明し,知的財産戦略・マネジメントにおける発明・特許の有効活用を理解する.さらに,それら戦略・マネジメント,研究・開発において重要となる特許情報の利用方法について,演習を通して取得する.そして,これらの知識に基づき,特許取得のための特許明細書の書き方を習得する.
学修の目的 1.知的財産権や営業秘密の概要を理解した上で,研究・開発に関する
   1)特許情報の収集と利用ができるようになること
   2)特許取得のための特許明細書を書くことができるようになること
  を目的とする.
2.知的財産管理技能検定・弁理士試験等の国家試験に向けた基礎的知識を身につけること
  を目的とする.
学修の到達目標 知的財産権や営業秘密の概要を理解するとともに,活用方法,特許情報の収集・利用方法,特許取得方法(特に,特許明細書の書き方)を習得する.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  •  幅広い教養
  •  専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 1.7割以上出席した者を評価の対象とする.
2.評価は,出席とレポートをあわせて総合的に行い,60点以上を合格とする.
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 特に指定しない.スライドのレジュメを配布する.
参考書 特に指定しないが,
1.事業戦略と知的財産マネージメント(特許庁発行)
2.産業財産権標準テキスト-総合編-(特許庁発行)
3.産業財産権標準テキスト-特許編-(特許庁発行)
4.書いてみよう明細書,出してみよう特許出願(特許庁発行)
等が挙げられる.
オフィスアワー 集中講義の2日間の休憩時間に,講義室において対応する.
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他 英語対応授業である。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 知的財産権, 発明,特許,新規性,進歩性,営業秘密,特許情報,特許出願書類
Key Word(s) Intellectual property, Invention, Patent, Novelty, Inventive step, Trade secret, Patent information, Patent application documents
学修内容 第1回
1.イノベーションにおけるビジネスモデルと知的財産戦略・マネジメント
2.知的財産戦略・マネジメント
3.知的財産権の概要
4.発明・特許と営業秘密(特許になる発明,特許権,特許と営業秘密の活用等)

第2回
5.特許情報の検索(特許情報プラットフォームにアクセスし,パソコンにより演習)
6.特許出願および特許明細書
7.特許明細書の書き方

以上の授業内容を2日間の集中講義によって行う.具体的なスケジュールについては,掲示にて連絡する.
事前・事後学修の内容

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