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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 医学部医学科 ・生体の構造と機能
受講対象学生 学部(学士課程) : 2年次
選択・必修 必修
医学科必修
授業科目名 生化学
せいかがく
Biochemistry
単位数 「生体の構造と機能」として18 単位
ナンバリングコード
MD-BMED-2
開放科目 非開放科目    
開講学期

スケジュール表による

開講時間 火曜日 5, 6, 7, 8時限
開講場所

担当教員 竹本 研(教授),緒方 正人(理事,医学系研究科),藤川 隆彦(非常勤講師),竹林 慎一郎(生物資源学部分子細胞生物学)

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 生化学(Biochemistry)は生命現象の全般を化学的に追求する学問である。具体的には、生体物質の化学構造とその性質、機能、代謝、代謝の調節機構、栄養等を学ぶと共に、各種疾患の化学的根拠を理解することを目的とする。
学部教育では生化学の基本的事項を理解し、全体を見渡す広い視野を獲得する事によって、この後医学を理解してゆくための基礎を確立する。
学修の目的 生体を支える各種の代謝と、それを制御する仕組みの基礎を理解する。
学修の到達目標 生化学の基本的事項を理解し、全体を見渡す広い視野を獲得する事によって、この後医学を理解してゆくための基礎を確立する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 「態度」・豊かな人間性と高い倫理観を持って行動できる。
 「態度」・科学的根拠に基づいて考え、判断することができる。
 「態度」・地域医療の実践に必要な使命感と責任感を有している。
 「態度」・生涯を通して自らを高めていく態度と医科学の進歩を追求する研究心を持っている。
 「技能」・患者の身体的、ならびに社会心理的状況を科学的、統合的に評価し、全人的医療を実践できる。
 「技能」・医学・医療の国際化に対応できる「語学力」「自己表現力」「多文化理解力」を有している。
 「技能」・医療チームで必要な「コミュニケーション力」「リーダーシップ」「協調性」を理解し、多職種連携によるチーム医療に参加することができる。
 「知識」・医療実践に必要な医学・医療の知識を修得している。
 「知識」・社会人と医療人に求められる豊かな知識と教養を有している。
 「知識」・地域と国際社会で求められる保健・医療・福祉を理解している。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  •  専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

「感じる力」 = 20%
「考える力」 = 60%
「生きる力」 = 10%
「コミュニケーション力」= 10%

成績評価方法と基準 1)出席点ならびに小テスト
講義毎に出席をとり、出席率100%に対し満点の10点を与える。(以下、65%、3点、70%、4点、75%、5点、80%、6点、85%、7点、90%、8点、95%、9点、100%、10点)。また、講義内容についての小テスト(または、レポート提出)を行う場合もある。この場合は、基準を満たす答案(または、レポート)を提出した場合に出席扱いとして出席点算出のデータに算入する(基準を満たさぬ場合は、出席していても出席点が与えられない場合がある)。
2)ペーパーテスト
本学の規定により、講議の2/3以上に出席しなかった者は、原則として受験資格を認め無い(正当な欠席理由のある者は、欠席届けを出すこと)。内容全般と教科書の関連箇所について、筆記を中心とした試験を行う。代表的な物質の名称、構造式、化学反応、その意義などについての設問を含む。
3)成績評価
・ペーパーテストと出席点(10点満点)の合計が60点以上の者を合格とする。成績優秀者を公表する(公表を希望しない人は、試験前に緒方までその旨申し出ること)。
・不合格者には、再試験を行う。60点以上の者を合格とする。
・病気、その他やむを得ない理由で試験を受けられなかった場合は、その旨申し出ること。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 教科書:南山堂「図解よくわかる生化学」第1版、または、南山堂「新生化学入門」第5版、および講義プリント
参考書 参考書:"Molecular Biology of the Cell";”Essential細胞生物学”
その他、丸善「ハーパー生化学」;東京化学同人「ホートン 生化学」;東京化学同人「ヴォート 生化学」;東京化学同人「ストライヤー 生化学」;金原出版「現代の生化学」
オフィスアワー 基礎研究棟(先端医科学教育研究棟)3F 機能プロテオミクス(生化学)研究室
時間については、講座秘書か竹本(takemotk@doc.medic.mie-u.ac.jp)に連絡してアポイントを取って下さい。
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 生体構造物質、酵素と補酵素、物質代謝、エネルギー代謝、ホルモン、代謝異常、遺伝子、病態生化学
Key Word(s) protein, carbohydrate, lipid, nucleic acid, vitamin, enzyme, coenzyme, energy metabolism, hormone, metabolic disease
学修内容 4月21日(火) 竹本 イントロダクション/代謝の基礎
4月28日(火) 緒方 糖質代謝/エネルギー代謝
5月12日(火) 竹本 アポトーシス/タンパク質分解系
5月19日(火) 竹本 脂質代謝/脂質代謝
5月26日(火) 竹本 血糖の調節/ホルモンのシグナル伝達
6月 2日(火) 竹林 ゲノム/ビタミン等
6月 9日(火) 竹本 代謝の統合/組織への燃料補給
6月16日(火) 藤川 アミノ酸代謝/アミノ酸代謝
6月23日(火) 藤川 ヌクレオチド代謝/DNA合成と修復
6月30日(火) 竹本 内分泌学/内分泌学
7月14日(火) 試験
7月22日(水) 再試験 
事前・事後学修の内容

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