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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 教育学部・教科に関する専門科目(A類)・国語
科目名 日本語教育コース専門科目
にほんごきょういくこーすせんもんかもく
受講対象学生 教育学部

学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
~69 期生
卒業要件の種別 選択必修
授業科目名 日本語学演習表現法・音声Ⅰ
にほんごがくえんしゅう ひょうげんほう・おんせい
Seminar on Japanese Phonetics Ⅰ
単位数 1 単位
受講対象学生 教育学部

学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
70~ 期生
卒業要件の種別 選択必修
授業科目名 日本語学演習Ⅱ
にほんごがくえんしゅう
単位数 1 単位
ナンバリングコード
educ-lang-LING2003-002
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 金曜日 5, 6時限
開講場所

担当教員 余 健(教育学部)

YO,Ken

yeoken@edu.mie-u.ac.jp

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 日本語の母音と子音について、フリーの音声分析ソフト(プラート)を使い、文系レベルにおける音響音声学的事項を確認する。基本的な音響音声学レベルにおける母音と子音の連続性と非連続性について、自身の発音を録音しつつ、中国語等との言語差や日本語の地域差にも注目しながら、実際的に確認していく。日本語学概説で確認する調音音声学的な事項とも内容的にリンクしている。
学修の目的 日本語教育や国語教育での使用可能な音声教材につながるヒントをつかむ。
学修の到達目標 ①音声分析ソフト(プラート)を使用し、文系レベルの音響音声学的分析ができるようになる。
②母音と子音の連続性と非連続性について説明できるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
○教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
○教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
○自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 授業への積極的な参加姿勢(40%)、発表・レポート(60%)、計100%。
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 母語や日本語の母方言の発音の違いについても、各受講生自身の発音を対象に、比較対照しながら考察を深めてもらえるよう努めます。
教科書 プリントを配布する。
参考書 今石元久[編](2005)『音声研究入門』和泉書院、窪薗晴夫[監修](1999)『日本語の発音教室 理論と練習』くろしお出版
オフィスアワー 毎週火曜日(12:20~13:00)、場所:余研究室(yeoken@edu.mie-u.ac.jp)
受講要件
予め履修が望ましい科目 日本語学関連の演習、講義
発展科目 日本語学関連の演習、講義
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 日本語音声・音韻、音響音声学、日本語教育、国語教育
Key Word(s) Japanese Acoustics
学修内容 1.音響音声学の基礎、音声分析ソフト(プラート)の使用法
2.音の3大重要要素(高さ・強さ・音色)の確認 
3.母音の音響音声学的特徴(1)日本語と中国語の比較対照
4.母音の音響音声学的特徴(2)男女差・日本国内の地域差
5.個別(グループ)ワーク(1)
6.個別(グループ)ワーク(2)
7.個別(グループ)ワーク(3)
8.母音の音響音声学的特徴に関する発表 ※レポート(1)
9.子音(破裂音・摩擦音・鼻音)の音響音声学的特徴
10.子音(はじき音・半母音)の音響音声学的特徴
11.個別(グループ)ワーク(4)
12.個別(グループ)ワーク(5)
13.個別(グループ)ワーク(6)
14.個別(グループ)ワーク(7)
15.子音の音響音声学的特徴に関する発表 ※レポート(2)
事前・事後学修の内容 授業内で説明する。

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