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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 工学部情報工学科/総合工学科情報工学コース ・専門教育
受講対象学生 学部(学士課程) : 2年次
選択・必修 選択
授業科目名 計算機アーキテクチャ II (再履修)
けいさんきあーきてくちゃ 2
Computer Architecture II
単位数 2 単位
ナンバリングコード
EN-EBSC-2
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 木曜日 3, 4時限
開講場所

担当教員 大野和彦(工学部情報工学コース)

OHNO, Kazuhiko

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要  優れた計算機ハードウェアを設計するには、アーキテクチャに関する理解や知識が不可欠である。また,効率的なソフトウェアを開発する際にも,こうした理解や知識は必要となる。本授業では「計算機アーキテクチャ I 」「計算機ハードウェア」の内容を受け,記憶装置の階層構成とアクセス方式,入出力装置の概要とプロセッサとの間のインタフェースについて学ぶ。さらに,パイプラインなどの高速化技術についても解説する。
学修の目的 必修科目である「計算機アーキテクチャ I 」「計算機ハードウェア」と合わせ、計算機ハードウェアの基本的な動作原理について理解できるようになる。
学修の到達目標  システムの構成や動作方式を図解し,基本原理が理解できる。また,演習によって理解を深め,実際的な技術を習得する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目
 情報工学の基礎知識を身につけ、科学技術が社会や自然環境に及ぼす影響を理解し、責任ある技術者として行動できる。【技術者倫理】
 情報工学科に関連する様々な分野に関心をもち、未知分野を理解するために、自主的、継続的に学習できる。【自主的継続的学習】
 世界に多様な考え方があることを学び、様々な立場の考えや意見を尊重し、多面的に物事を考えることができる。【多面的な思考能力】
 情報工学に関連する課題に対して、与えられた条件や期限を熟慮し、計画的に作業を進め、報告できる。【計画的な活動】
 専門分野の英語で書かれた文献について理解し、説明できる.また、学習や実験で得た知見を、論理的に記述し、的確に発表し、討議できる。【コミュニケーション能力】
 自然科学と情報技術に関する十分な知識を修得し、それらの知識を応用できる。【知識の修得と応用】
 与えられた問題に対し、修得した知識や技術を利用して、関連情報を収集し、解決手法を提案し、実現できる。【問題解決能力】

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 期末試験100%。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 レポート課題の達成度を元に、理解度の低い箇所の説明を強化するなど、講義方法や資料を改善する。
教科書 コンピュータの構成と設計【上】【下】(パターソン&ヘネシー,日経BP社)
参考書 コンピュータアーキテクチャ(馬場敬信,オーム社)
コンピュータアーキテクチャ原理(曽和将容,コロナ社)
オフィスアワー 後期月曜日5時限に,第2合同棟5階大野教員室にて対応。
電子メールによる受け付け可,E-mail:ohno@arch.info.mie-u.ac.jp。
受講要件
予め履修が望ましい科目 計算機アーキテクチャ I , 計算機ハードウェア
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 計算機, コンピュータ, ハードウェア
Key Word(s) computer architecture, hardware
学修内容 第1回 記憶階層の基本構造
第2回 キャッシュの構成方式
第3回 仮想記憶と仮想マシン
第4回 キャッシュ・仮想記憶の高速化
第5回 キャッシュの制御
第6回 信頼性とRAID
第7回 パイプラインの基礎
第8回 ハザード問題と解決方法
第9回 VLIWとスーパースカラ
第10回 並列処理の基礎と共有記憶型マルチプロセッサ
第11回 メッセージ交換型マルチプロセッサとネットワーク
第12回 マルチスレッディングとGPU
第13回 問題演習
第14回 問題演習
第15回 問題演習
第16回 定期試験
事前・事後学修の内容 ・講義資料は毎回授業中に印刷したものを配布するほか、Moodleにて電子版も取得できる。
・各章を終える毎にレポート課題を課す。成績には直接加点されないが、理解を深めるため取り組むことを推奨する。

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