三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 人文学部法律経済学科・社会科学科
受講対象学生 法律経済学科専用
学部(学士課程) : 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 法思想史
ほうしそうし
History of Legal Thought
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-laec3220-020
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 月曜日 5, 6時限
開講場所

担当教員 髙橋秀治(人文学部)

TAKAHASHI, Hideharu

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 正義についての法思想史上重要な理論からの引用を読み、その内容を理解した上で、賛否が分かれるさまざまな今日の社会問題に対して、正義論の観点からの考察を試みる。
学修の目的 正義について、古典的な見解から現代の議論までを理解することができる。
学修の到達目標 現代正義論で展開されている主な理論や考え方に触れて、今日の社会の平等や正義、格差といった諸問題について理解を深めることができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○法律・政治・経済・経営の諸分野において、専門的知識と豊かな教養を身につけている。
○現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
○法律・政治・経済・経営の諸分野を広く学び、学際的視点で問題を探究できる。
○現代社会の課題に挑戦する積極性を備える。
 自ら学んだ知を的確に発信し、国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 テスト70%。moodleへの書き込み30%。さらに、授業への参加を加味することもある。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 学生による授業改善のためのアンケートの結果等を参考にして適宜対応する。
教科書 授業で使用する文献資料は事前に配付するほか、moodleにも掲載する。
参考書 適宜指示する。
オフィスアワー 毎週月曜日10:30~11:30、髙橋研究室
受講要件
予め履修が望ましい科目 法哲学、憲法、民法、刑法、など法律系諸科目
発展科目 法哲学特論
その他 第1回目の授業で進め方について説明します。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード ソクラテス、プラトン、アリストテレス、アウグスティヌス、トマス・アクィナス、トマス・ホッブズ、ジョン・ロック、ジャンージャック・ルソー、ジェレミー・ベンサム、J・S・ミル、ジョン・ロールズ、ロバート・ノージック、マイケル・サンデル、アマルティア・セン
Key Word(s) Socrates, Plato, Aristotle, Augustine, Thomas Aquinas, Thomas Hobbes, John Locke, J. S. Mill, John Rawls, Robert Nozick, Michael Sandel, Amartya Sen
学修内容 第1回 はじめに
第2回 ソクラテスの正義論
第3回 プラトンの正義論
第4回 アリストテレスの正義論
第5回 ローマ時代の正義論
第6回 アウグスティヌスの正義論
第7回 トマス・アクィナスの正義論
第8回 トマス・ホッブズの正義論
第9回 ジョン・ロックの正義論
第10回 功利主義における正義論
第11回 リベラリズムにおける正義論──ロールズとセン
第12回 リバタリアニズム・共同体主義──ノージックとサンデル
第13回 現代的課題と正義論その1
第14回 現代的課題と正義論その2
第15回 現代的課題と正義論その3
ただし、内容は暫定的なもので、変更することがあります。
事前・事後学修の内容 (予習)各回、授業の前に、配付資料を読んで、そこに掲げてある問いへの答えを考えてくる。
(復習)授業の後、自分の感想や意見をまとめて、moodleにアップロードする。

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