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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 人文学部法律経済学科・社会科学科
受講対象学生 法律経済学科専用
学部(学士課程) : 3年次
選択・必修
授業科目名 法哲学演習
ほうてつがくえんしゅう
Seminar on Legal Philosophy
単位数 4 単位
ナンバリングコード
humn-laec3220-018
開放科目 非開放科目    
開講学期

通年

開講時間 月曜日 7, 8時限
開講場所

担当教員 髙橋秀治(人文学部)

TAKAHASHI, Hideharu

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 演習では、法哲学のテキストなどでしばしば取り上げられる問題について、法哲学的に検討・考察する。具体的な問題としては、古典的な法思想史上の諸理論ということでは、法概念論、法と道徳、自然法理論、正義などがある。また最近のトピック的な問題としては、たとえば、生命倫理関係に関する法的問題から、小さな政府論、ナショナリズム、など、幅広く考えることができる。
学修の目的 自らの価値観やものの見方を相対化し、その中で新たな社会や生の可能性を探ることができる。
学修の到達目標 法哲学についての基本的な文献の講読や、参加者同士の議論を通じて、法哲学の諸問題の検討を行い、法哲学についての基本的な理解を得ることができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 法律・政治・経済・経営の諸分野において、専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 法律・政治・経済・経営の諸分野を広く学び、学際的視点で問題を探究できる。
 現代社会の課題に挑戦する積極性を備える。
 自ら学んだ知を的確に発信し、国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 出席や発表の仕方、授業に対する貢献などを総合して判定する。
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 学生による授業改善のためのアンケートの結果等を参考にして適宜対応する。
教科書 中山竜一ほか『法思想史』(有斐閣、2019年)、酒匂一郎『法哲学講義』(成文堂、2019年)、井上達夫編『現代法哲学講義〔第2版〕』(信山社、2018年)、瀧川裕英『問いかける法哲学』(法律文化社、2016年)、深田三徳・濱真一郎編著『よくわかる法哲学・法思想〔第2版〕』(ミネルヴァ書房、2015年)、森村進『法哲学講義』(筑摩書房、2015年)、長谷部恭男『法とは何か──法思想史入門【増補新版】』(河出ブックス、2015年)、などの中から、相談して決める。
参考書 適宜指示する。
オフィスアワー 毎週月曜日10:30~11:30、髙橋研究室
受講要件
予め履修が望ましい科目 法政コースの諸科目
発展科目 法哲学特論、法思想史
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 法哲学、法思想
Key Word(s)
学修内容 前期は、代表的な法哲学のテキストを一冊ないし何冊かそれぞれ分担を決めて輪読し、それをめぐって、参会者の中で議論する。そしてそれによって、法哲学的に扱われる諸問題についてある程度の認識を共有する。
後期は、前期の演習を通じて関心を持った問題やその他の関心から考察してみたい問題を各自が個別に発表し、さらにそれらをめぐって、参加者との間で質疑応答を行う。
事前・事後学修の内容 演習出席の前提として、講読文献を丁寧に読み込み、また演習終了後に、当日取り上げた箇所について、感想などをmoodleに掲載する。

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