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開講年度 | 2020 年度 | |
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開講区分 | 工学部分子素材工学科/総合工学科応用化学コース ・専門教育 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 3年次 |
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選択・必修 | 選択必修 |
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授業科目名 | 生物工学 | |
せいぶつこうがく | ||
Bioengineering | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | EN-ORBI-3
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
金曜日 3, 4時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 湊元 幹太(工学部分子素材工学科) | |
TSUMOTO, Kanta | ||
SDGsの目標 |
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授業の概要 | 遺伝子工学、タンパク質工学、細胞工学、酵素工学、抗体工学などについてその基礎を習得する。 |
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学修の目的 | 生物工学の基礎を習得することを目的とする。 |
学修の到達目標 | 遺伝子工学、タンパク質工学、細胞工学、酵素工学、抗体工学などに関する基礎学力の習得。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 出席30%、授業態度10%、試験の成績60% |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
授業改善の工夫 | 学生の授業評価アンケートに基づき適宜改善する。 |
教科書 | 生命工学(熊谷泉、金谷茂則編、共立出版) |
参考書 | |
オフィスアワー | 後期 毎週金曜日 12:00~13:00、第1合同棟4階 7408号室 |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | 生物化学AおよびB、生物化学演習AおよびB |
発展科目 | |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 遺伝子工学、タンパク質工学、細胞工学、酵素工学、抗体工学 |
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Key Word(s) | Genetic engineering, Protein engineering, Cell engineering, Enzyme engineering, Antibody engineering |
学修内容 | 第1回 生物工学(バイオテクノロジー)の最近の動向および 授業全体のスケジュールについて述べる。 第2回 DNAの転写、翻訳に関するセントラルドグマについて 復習する。 第3回 生物の遺伝情報とクローニングの意義について解説する。 クローニングの方法としてポリメラーゼ連鎖反応 (PCR)を用いた遺伝子増幅技術について詳細に解説する。 第4回 PCR法を用いた部位特異的突然変異導入方法に ついて学ぶ。また、近年、注目されている遺伝子診断、 遺伝子治療について解説する。 第5回 DNA配列をつなぎ合わせるDNA組換え技術の詳細に ついて学ぶ(制限酵素法や、最近の連結法)。 組換え体(形質転換された大腸菌)の選択方法として Blue-white selectionおよびコロニーハイブリッド法を学ぶ。 第6回 ジデオキシ法を利用したDNAの塩基配列決定法に ついて学ぶ。次世代シーケンス技術についても触れる。 第7回 近年注目されているノックアウトマウスの作製方法に ついて解説する。DNA編集についても学ぶ。 第8回 タンパク質の高次構造、安定化に関して生物化学の 復習を踏まえ詳しく学ぶ。 第9回 タンパク質のドメイン構造、超2次構造について学ぶ。 第10回 タンパク質のリン酸化および化学修飾による酵素の 高機能化、基質特異性の改変、酵素活性の向上など 酵素機能の改変について解説する。 第11回 組換えタンパク質の発現、産生方法について、生物を 用いる方法や無細胞システムを用いる方法を学ぶ。 特に膜タンパク質の発現の仕組みを理解する。 第12回 アフィニティー、イオン交換、ゲル濾過等の 各種カラムクロマトグラフィーの原理について学ぶ。 第13回 抗体の高い抗原特異性を利用した分子構築、 遺伝子工学の発展に伴う新しい抗体調製法に ついて学ぶ。モノクローナル抗体作製について学ぶ。 第14回 抗原-抗体反応の利用法を紹介する。 酵素免疫測定(ELISA)法の原理や、モノクローナル 抗体を利用した抗体医薬の展望を紹介する。 第15回 全体のまとめ |
事前・事後学修の内容 | 授業前、授業後に、教科書の関連する章節を読み、要点の把握に努める。関心がある事柄を調べてみる。 |