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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 教育学部・教科に関する専門科目(A類)・家政
科目名 被服学(被服製作実習を含む。)
ひふくがく(ひふくせいさくじっしゅうをふくむ。)
Clothing Science
受講対象学生 教育学部, A 類
他類の学生の受講可
学部(学士課程) : 2年次
~71 期生
卒業要件の種別 必修
授業科目名 被服学概論
ひふくがくがいろん
Clothing Science
単位数 2 単位
ナンバリングコード
edu-home-CLOT2011-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 月曜日 5, 6時限
開講場所 PBL4

担当教員 増田智恵(教育学部)

Tomoe Masuda

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 "ひとが“衣服”を身につけることの価値を社会的機能と心理的効能から見出す。また、環境を配慮した衣服素材や廃棄も踏まえた管理について考究する。さらに衣生活の具体的な問題,例えば 衣環境の管理・廃棄問題などの現状と対策など,高齢化社会に対応した身体にやさしい衣服や既製服などの問題点をグル-プで見つけ,解決する方法についてはPBL形式の能動的学習と研究をグル-プで行う。
学修の目的 人として自立し社会人としてコミュニケーションがとれる衣生活のための知識を得て,衣服を選択・管理することができるようになる。
学修の到達目標  衣生活の改善とそのための情報を習得することが出来る。さらに,衣服を通しての自分づくりを見出し、社会の一員としての自覚と実践を育成する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
○教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
 教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
○自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

「感じる力」= 10%、「考える力」= 30%、「生きる力」= 30%、「コミュニケーション力」= 30%

成績評価方法と基準 出欠20%,レポ-ト2セット60%,テスト(発表評価の予定)30%
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)
問題自己設定型PBL
プロジェクト型PBL
実地体験型PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 社会人として衣生活を実践できるための知識を理解できるように,衣服関係の販売・購入などの企業関係への調査も各自取り入れて,実践的な内容も含めて実際に身につけられる情報を得られるように工夫をする。
教科書 ファッショナブル衣生活,プリント配布予定
追加の場合もある。
参考書 衣生活関連の専門図書と雑誌・サイトなとでの情報
日本家政学会誌、日本繊維製品消費学会誌、日本繊維機械学会誌、繊維学会誌、衣服学会誌
オフィスアワー 毎週水曜日9:30~10:30 教育学部1号館3階 被服学研究室 tomoem@edu.mie-u.ac.jp
受講要件 被服構成学を受講しておくと,衣服に関する内容が理解しやすい。
予め履修が望ましい科目 被服構成学
発展科目 被服実習Ⅰ,Ⅱ
その他 受講者の専門によって,被服に関する知識がばらつくこくがあるため,それに対応した内容に変更する場合がある。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード キーワード:被服,衣料品,衣生活,ファション
テーマ:衣生活の実態とこれから
Key Word(s) Clothing, Design, Fashion, Management, Material, Sewing
学修内容 1回  衣服の起源
2回  衣服の役割と被服構成の理解 
3回 被服構成要因
4回 日本の衣服の歴史Ⅰ  古代 ~中世
5回 日本の衣服の歴史Ⅱ  江戸時代 ~明治・大正時代
6回 現代の衣服Ⅰ ファションと流行
7回 現代の衣服Ⅱ ファションの心理的効果
8回 衣服素材Ⅰ 織物について
9回 衣服素材Ⅱ 編物について
10回 衣服素材の観察と実習
11回 衣服管理 Ⅰ 洗濯の種類
12回 衣服管理 Ⅱ 衣服の保管
13回 衣服管理 Ⅲ 衣服の廃棄について
14回 グループ学習Ⅰ 被服教育のなかからテーマを選択して調査課題を決める
15回 グループ学習Ⅱ
16回 グループ学習Ⅲ 調査結果の発表と評価を行い討議しまとめる。

なお,受講人数と受講者の被服に関する基礎知識の程度により追加・変更を行う場合がある。
事前・事後学修の内容 1~2回  衣服の起源と役割について考える
予習・復習 衣服関係の資料(ファション雑誌含む)を収集して,自己の衣生活のスタイルを考えておく。
3~5回  日本と西洋の衣服の歴史をもとに服のデザイン学習
予習・復習 歴史上の人物の服装について興味ある資料など収集しておく。
6~7回  現代衣服まファションと流行をもとに服のデザイン展開
予習・復習 自分に適したデザインの服をいくつか選択しておく。
8~9回  デザインした服の素材選択と管理方法
予習・復習 選択したデザイン服に適した素材を抽出しておく。

10~14回 1~8回の講義と学習を踏まえ、現代社会における衣生活などに関する課題をグル-プにより抽出、調査・研究を行って,デザイン服の企画を仕上げる。
予習・復習 発表のためのまとめ方も研究して,パソコンなどを利用出来るようにしておく。

15~16回 発表を行い全員で討議と評価を行って、まとめる。
予習・復習 発表準備をしておくことと,レポ-トとしてまとめられるようにしておく。
なお,受講人数と受講者の被服に関する基礎知識の程度により予習・復習内容も変更する。
 

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