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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 言語科学論A
げんごかがくろんA
Language Science A
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-cult2100-052
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 火曜日 1, 2時限
開講場所

担当教員 吉田 悦子(人文学部文化学科)

YOSHIDA, Etsuko

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 ことばによるコミュニケーションのしくみを理解し、ことばが伝える意味の多様性について考察する。ことばの運用面にかかわる基本的な内容をとりあげ、言語学関係の発展科目や、英語学演習などの科目履修に向けての基礎を学習する。
学修の目的 ことばによるコミュニケーションの方法とその解釈について考察する力を養う。
意味の多様性について言語的知識を深める。
言語学の基本的な用語を用いて、英語と日本語を対照させて考える方法を学ぶ。
学修の到達目標 ことばによって伝わる意味について、言語知識と言語運用の点から、適切な専門用語を用いて、説明することができる。ことばによるコミュニケーションのしくみを会話の原則に基づいて理解し、話し手の意図と聞き手の解釈における相互作用について、身近な用例を参考にしながら、分析したり、考察することができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 変動激しい現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
○自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  •  専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 宿題、授業への参加および発表50%。期末試験50%
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 学生との双方向的な意見のやりとりが実現するような授業運営方法を取り入れる(課題の発表、フィードバック、解説、質疑応答など)。
教科書 教科書:
コースブック意味論(第2版)
James R. Hurford (著), Brendan Heasley (著), Michael B. Smith (著)2014(吉田悦子ほか訳)
ひつじ書房
参考書 参考書:
Semantics: A Coursebook (ペーパーバック)
James R. Hurford (著), Brendan Heasley (著), Michael B. Smith (著)2007
オフィスアワー 火曜3-4
受講要件 なし
予め履修が望ましい科目 なし
発展科目 言語科学概論, 英語学演習
その他 授業はテキストの購入を前提として,テキストを基本とし, 演習問題に取り組む。 moodleを活用して予習復習を行う。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 言語、コミュニケーション、意味論、語用論、発話行為
Key Word(s) Language, Communication, Semantics, Pragmatics, Speech Act
学修内容 講義スケジュール:
第1回:オリエンテーション
第2-4回:ことばの意味とは(語の意味、文の意味、発話の意味)
第5回-6回: 意味の構造(辞書的意味から認知的意味へ)
第7-9回:対人的意味(発話行為)
第10-12回:直接的な発話と間接的な発話
第13-14回:会話の原則と発話解釈
第15回:復習小テスト
事前・事後学修の内容 教科書を用いて演習問題を毎回指定し、個別の作業および少人数のグループごとにディスカッションと発表という方法を組み合わせ、その後担当者のコメントというやり方で進める。講義と問題の演習を課題とする授業運営をおこなう。

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