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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 教育学部・教科に関する専門科目(A類)・音楽
科目名 音楽理論
おんがくりろん
Music theory
受講対象学生 教育学部, A 類

学部(学士課程) : 2年次
71 期生
必修科目である「作曲法1」を履修するために、主免許の種類にかかわらず履修することが望ましい。
卒業要件の種別 選択必修
授業科目名 和声法2
わせいほうに
Harmony2
単位数 2 単位
ナンバリングコード
educ-musi-MUSI2061-002
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 月曜日 5, 6時限
開講場所 教育学部音楽棟2階 合唱室

担当教員 森川 孝太朗(教育学部音楽教育コース)

Kotaro MORIKAWA

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 本授業は以下の手順で展開する。
1.和声法1での学習内容を発展させていくことにより、西洋音楽において最も基本的な理論体系である和声の語彙を拡張していく。
2.和声の語彙を拡張することにより、調性音楽の文脈の理解力を深めていく。
3.調性音楽の文脈を理解力を深めるとともに、その能力を活用し、実際の楽曲の和声を読み解く能力を向上させる。
学修の目的 四和音や五和音など、不協和音を含むバス課題を実施できる能力を獲得する。
機能和声に基づく調性音楽について、四和音や五和音を含む部分の和声分析ができる能力を獲得する。
機能和声に基づく調性音楽について、それを文脈としてとらえる理解力を確実なものとする。
学修の到達目標 四和音や五和音など、不協和音を含むバス課題が実施できるようになる。
西洋音楽において最も基本的な理論体系である和声の語彙の学習を拡張することにより、調性音楽の文脈の理解力を確実なものとする。
調性音楽の文脈に対しての理解力を確実にすることにより、実際の楽曲について不協和音を含む部分においても和声を読み解くことができる能力を習得する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
 教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
 教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
○自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 毎授業の課題(20%)、期末試験(40%)、和声分析(40%)、計100%(合計が60%以上で合格)
出席数が2/3に満たないものは不合格とする。
授業の方法 講義 実技

授業の特徴

PBL

特色ある教育

その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 授業内容について理解が深まるよう資料をつくる。
教科書 和声 理論と実習Ⅰ(音楽之友社)
和声 理論と実習Ⅱ(音楽之友社)

※和声 理論と実習Ⅱは当方で用意する。
参考書
オフィスアワー 毎週水曜日10:30~12:30 場所:作曲・音楽理論研究室
受講要件 基礎的な楽典能力を持っていること。
和声法1を履修済みであること。
予め履修が望ましい科目
発展科目 作曲法1・2
作曲ゼミナール1
その他 五線紙は各自が用意すること。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 音楽理論,機能和声
Key Word(s) music theory, functional harmony
学修内容 1.ガイダンス 
2.属七の和音①七の和音及び属七の和音についての基礎知識
3.属七の和音②配置及び連結
4.属七の和音③属七→Ⅵの連結  
5.属七の和音④属七の根音省略形体について
6.属九の和音①配置及び連結
7.属九の和音②属九→Ⅰの連結
8.属九の和音③属九の根音省略形体について   
9.Ⅱ七の和音①配置及び連結
10.Ⅱ七の和音②課題の実習   
11.準固有和音①理論
12.準固有和音②実習
13.ドッペルドミナンテとナポリの六の和音について
14.和声分析①練習課題の和声分析
15.和声分析②実作品の和声分析
試験(バス課題の実施)
事前・事後学修の内容 事前学修にあたっては、授業で扱う部分についてテキストや資料を参照しておくこと。
事後学修にあたっては、提示されたバス課題を実施すること。

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