三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 工学部情報工学科/総合工学科情報工学コース ・専門教育
受講対象学生 学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 選択
授業科目名 コンピュータ・グラフィックス
こんぴゅーた・ぐらふぃっくす
Computer Graphics
単位数 2 単位
ナンバリングコード
EN-INAP-3
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 金曜日 5, 6時限
開講場所

担当教員 若林 哲史(工学部情報工学コース)

WAKABAYASHI, Tetsushi

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 画像の出力処理という立場から、画像の提示方法、3次元空間の扱い方、3次元を2次元に変換する幾何学変換の方法、光の反射シミュレーションによる陰影付けなどについて学習する。
学修の目的 コンピュータ・グラフィックスの原理を理解する。
コンピュータ・グラフィックス・ソフトウェアを使いこなせるようになる。
学修の到達目標 コンピュータで画像を生成する原理や方法を理解し、CG検定1級レベルの知識を身につける。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目
 情報工学の基礎知識を身につけ、科学技術が社会や自然環境に及ぼす影響を理解し、責任ある技術者として行動できる。【技術者倫理】
 情報工学科に関連する様々な分野に関心をもち、未知分野を理解するために、自主的、継続的に学習できる。【自主的継続的学習】
 世界に多様な考え方があることを学び、様々な立場の考えや意見を尊重し、多面的に物事を考えることができる。【多面的な思考能力】
 情報工学に関連する課題に対して、与えられた条件や期限を熟慮し、計画的に作業を進め、報告できる。【計画的な活動】
 専門分野の英語で書かれた文献について理解し、説明できる.また、学習や実験で得た知見を、論理的に記述し、的確に発表し、討議できる。【コミュニケーション能力】
 自然科学と情報技術に関する十分な知識を修得し、それらの知識を応用できる。【知識の修得と応用】
 与えられた問題に対し、修得した知識や技術を利用して、関連情報を収集し、解決手法を提案し、実現できる。【問題解決能力】

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 出席は必要条件であり、7割以上出席しなければならない。
評価は小テストと期末試験で行い、10点満点の6以上を合格とする。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 コンピュータグラフィックス、CG-ARTS協会
参考書
オフィスアワー 電子メールで随時受付
waka@hi.info.mie-u.ac.jp
受講要件 本科目を履修するためには、幾何学やベクトル、行列の扱いを十分理解している必要がある。
予め履修が望ましい科目 基礎線形代数学 I、II、画像処理
発展科目 マルチメディア・コンテンツ製作学及び演習
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード モデリング, シェーディング, 座標変換
Key Word(s) modeling, shading, coordinate transformation
学修内容 第1回 コンピュータ・グラフィックスとその応用
第2回 デジタル画像とその表現、2次元幾何変換
第3回 2次元画像の生成と描画(線分の描画、円の描画、アンチエイリアシング)
第4回 基本形状の記述、立体の表現法
第5回 人工物のための表現法、曲線・曲面
第6回 パラメトリック曲線、二次曲面
第7回 自然物のための表現法(ボクセル、フラクタル、メタボール、パーティクル)、モデリング手法の比較
第8回 3次元幾何変換
第9回 投影変換(座標系、投影変換の行列表現、平行投影と透視投影)
第10回 隠線消去、隠面消去(奥行きソート法、Zバッファ法、スキャンライン法)
第11回 隠線消去、隠面消去(レイトレーシング法)
第12回 シェーディング(拡散反射、鏡面反射、透過・屈折)
第13回 シェーディング(スムーズシェーディング)
第14回 シェーディング(ラジオシティー法、フォトンマッピング)
第15回 影付け、マッピング
第16回 定期試験
事前・事後学修の内容

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