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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 生物圏生命化学科・全教育コース
学部(学士課程) : 1年次
選択・必修 必修
学科必修
授業科目名 細胞生物学
さいぼうせいぶつがく
Cell Biology
単位数 2 単位
受講対象学生 海洋生物資源学科・海洋生物資源学教育コース
学部(学士課程) : 1年次
選択・必修 必修
学科必修科目
授業科目名 細胞生物学
さいぼうせいぶつがく
Cell Biology
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Comn-2021-002
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 火曜日 1, 2時限
開講場所 生物資源学部大講義室

担当教員 ○古丸明(生物圏生命科学科), 苅田修一(生物圏生命科学科),岡垣壮(生物圏生命科学科)

○KOMARU, Akira, KARITA, Shuichi, OKAGAKI, Tsuyoshi

実務経験のある教員 水産関係の研究所において、水族の細胞遺伝学に関する実務的業務についていた(古丸)ため、当該の講義に関する分野の実験を実施した経験があり、講義に反映させることができる

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 本講義では, 細胞膜, 遺伝子発現, 細胞骨格, 細胞分裂, 細胞周期,細胞内の情報伝達など, 細胞の営みを分子レベルで解説する. 生物の営みを細胞, 分子レベルで理解し, 細胞機能に関する基礎知識を得る.
学修の目的 生命現象を理解するために, すべての生物の基本単位である細胞の機能を理解する. 細胞膜の動態、遺伝子からタンパク質への物質の流れ、さらに細胞骨格の特徴と機能について知識を深める。細胞周期の概要とそれを制御する因子について理解する。さらに細胞内の情報伝達や細胞の作る社会や、癌細胞について理解を深める.
学修の到達目標 生物の営みを細胞, 分子レベルで理解し, 細胞機能に関する基礎知識を得る
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目
 幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
 生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
 科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 期末試験100% 3人の教員がそれぞれ問題を出題する。3枚の合計点が60%以上を合格とする。ただし1回〜5回の内容(苅田分)については第6回目の授業中に試験をおこなう。6回〜10回の内容(古丸分)については第11回目の授業中に試験をおこなう。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 Essential細胞生物学(B.Albertsら著, 中村桂子、松原謙一監訳, 南江堂) 原書第4版
必ず購入してください。
参考書
オフィスアワー 講義日17:50−(古丸530, 苅田439, 岡垣734)
受講要件 特になし. ただし教科書を必ず購入すること。教科書にそって進めていきます。予習復習をしないと理解が難しいと思います。また一番新しい版の教科書で学習すること。講義で用いる図版の頁数が微妙に異なっておりますので、最新版にあわせております。
予め履修が望ましい科目 特になし
発展科目 特になし
その他 教員免許・各種資格取得に関連した科目(高校教諭一種理科)

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 細胞膜, 細胞内情報伝達, 細胞骨格, 遺伝子発現, 細胞分裂, 細胞周期,癌
Key Word(s) cell membrane, signal transduction, cytoskeleton, gene expression, mitosis, cell cycle, cancer
学修内容 第1回 細胞とは(1章)
第2回 膜の構造 (11章)
第3回 膜輸送 (12章)
第4回 膜によるエネルギー生産 (13章,14章)
第5回 DNAからタンパク質へ (7章)
(第1回〜第5回苅田担当)

第6回 細胞骨格(1):中間径フィラメント, 微小管 (17章)
第7回 細胞骨格(2):モータータンパク, アクチン,
第8回 細胞骨格 筋収縮 (17章)
第9回 細胞分裂の概要(18章)
第10回 細胞分裂を制御する仕組み(MPFとは)(18章)

(第6回〜第10回 古丸担当)

第11回 細胞内区画と細胞内輸送:エクソサイトーシスとエンドサイトーシス (15章)
第12回 細胞外から細胞内への情報伝達:受容体と信号伝達, セカンドメッセンジャー(cAMP, Ca2+イオン, IP3) (16章)
第13回 細胞内における情報伝達:GTP結合タンパク質,タンパク質の多重リン酸化反応 (16章)
第14回 細胞のつくる社会組織:細胞接着,細胞外マトリックス (20章)
第15回 がん:良性腫瘍と悪性腫瘍, がん原遺伝子,がん抑制遺伝子,血管新生 (20章)
(第11回〜第15回 岡垣担当)
事前・事後学修の内容 テキストを必ず購入して毎回、復習すること。授業のみでは十分に内容を深く理解することは難しい。理解の一助にするためレジメを配布するが、それはあくまでも教科書の補助手段としてである。講義各回ごとにあらかじめ、エッセンシャル細胞生物学の各章を十分に読んできてください。分からなかったところをあらかじめ抽出しておくと理解が進む。また復習と、提出された課題には対応すること。事前・事後学習合計の4時間が必要になるので熱心に取り組むこと

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