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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 資源循環学科・森林資源環境学教育コース
学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 選択
森林コース推奨科目
授業科目名 木質材料学
もくしつざいりょうがく
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Reso-3241-007
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 火曜日 3, 4時限
開講場所 生物資源学部233号室

担当教員 中井 毅尚(生物資源学研究科)

NAKAI, Takahisa

実務経験のある教員 【教員名】 中井 毅尚
【実務経験】国研および民間企業において技術相談業務に従事
【講義内容との関連性】 実務経験より得た知識・技術等を活かして、環境・省エネに関する実務的な指導を行う。

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 木材の微視的・巨視的組織構造や、木材の欠点、針葉樹および広葉樹の識別などについて論じる。
また、木材の物理的特性や化学成分とその利用についても論じる。
さらに、木質材料の分類や接着剤などについても論じる。
学修の目的 木材の物理的・力学的諸性質や化学成分が組織構造とがどのように関連しているかを理解させる。
また、その知識を基に、木質材料について理解を深める。
学修の到達目標 木材の微視的・巨視的組織構造と、物理的・力学的諸性質や化学成分との関わりを理解できる。
また、木質材料の種類や用途につていも理解できる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目
森林科学プログラム-JABEE学習・教育目標との対応:C
 幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
 生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
 科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 定期試験の成績100%
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫 パワーポイントによるビジュアルな授業と配付資料により理解を深めさせる。
教科書 ◎木材科学講座2 組織と材質、古野毅・澤辺攻編、海青社、
ISBN4-906165-53-2
◎木材科学講座8 木質資源材料学、鈴木正治・徳田迪夫編、海青社、
ISBN4-906165-49-4
参考書 ◎木質の形成 バイオマス科学への招待、福島和彦他編、海青社、ISBN978-4-86099-252-1
オフィスアワー 毎週月曜日:16:20~17:50、場所:生物資源学部B棟605号室、要予約
受講要件 特になし。
予め履修が望ましい科目 特になし。
発展科目 特になし。
その他 教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください)

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 環境形成材料、木材組織、針葉樹材、広葉樹材、木質材料
Key Word(s) environmental material, wood anatomy, softwood, hard wood, engineered wood
学修内容 第1回 ガイダンス
第2回 地球環境と木質バイオマス、樹木とは・樹木の成長、形成層の役割と細胞増殖
第3回 細胞壁−細胞壁の方向と名称、−細胞壁の壁層構成と化学成分分布、−形成と成分堆積過程、セルロースミクロフィブリル、結晶構造と機能
第4回 針葉樹
第5回 広葉樹
第6回 構内樹木調査
第7回 木材の物理的特性
第8回 生物材料としての木材の特性
第9回 木材の化学成分とその利用
第10回 木質材料とは−分類・接着剤
第11回 木質材料(集成材・直交集成板)
第12回 木質材料(合板・単板積層材)
第13回 木質材料(パーティクルボード・ファイバーボード)
第14回 木質新素材
第15回 身の回りの木質材料調査
第16回 期末試験
事前・事後学修の内容 教科書、参考書、配布資料をよく復習しておくこと(事前:2時間、事後:2時間)。

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