シラバスの詳細な内容を表示します。
→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)
開講年度 | 2020 年度 | |
---|---|---|
開講区分 | 教育学部・教科に関する専門科目(A類)・英語 | |
科目名 | 英米文学 | |
えいべいぶんがく | ||
English and American Literature | ||
受講対象学生 |
教育学部, A 類 他類の学生の受講可 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 ~71 期生 この授業科目の標準履修学年は2年次です。 |
|
卒業要件の種別 | 選択 ・AIIの学生(中学校英語一種免許取得希望者)で3-4年生対象の英米文学関係科目を受講しようとする者は、必ずこの授業を履修すること。 ・AIおよびAIIIの学生(中学校英語副免許取得希望者)もできる限り受講すること。 |
|
授業科目名 | 英米文学講読演習 Ⅱ(小説) | |
えいべいぶんがくこうどくえんしゅう II (しょうせつ) | ||
Seminar in Reading English and American Literature II (Novel) | ||
単位数 | 1 単位 | |
ナンバリングコード | educ-engl-LITR2012-002
|
|
開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
|
開講時間 |
水曜日 1, 2時限 |
|
開講場所 | 教育学部専門1号館3階(英語科第1演習室) | |
担当教員 | 宮地信弘(教育学部英語教育講座) | |
Nobuhiro Miyachi | ||
SDGsの目標 |
|
授業の概要 | 世界的に有名な C. S. Lewis(1893-1963)のファンタジー『ナルニア国物語』(The Chronicles of Narnia)の第7 "The Magicain's Nephew"(1955)を読み、プロットや主題、表現技巧等の分析を通して、Lewis のファンタジー文学におけるキリスト教的特質とプラトニズムの融合について考える。 |
---|---|
学修の目的 | 1) 英米の文学作品に親しみ、その特質を知る。 2) 速読と精読を織り交ぜて文学作品を原文で読み進め、英語読解能力の向上をはかる。 3) 作品の精読と分析を通して感じる力・気づく力・考える力を養う。 4) 英語原文の読解を通して、英語を書く際に求められる英語らしい表現を学ぶ。 |
学修の到達目標 | 1) "The Magician's Nephew"をもとにファンタジー文学についてその特質を説明できるようになる。 2) 辞書を活用することにより、文法に即して正しく英文を読みこなせるようになる。 3) 作品の精読と分析を通して作品の主題を説明できるようになる。 4) 英語原文の読解を通して、自然な英語らしい表現や英語の感覚を身につける。 |
ディプロマ・ポリシー |
|
成績評価方法と基準 | 成績評価は以下を勘案する。 ・授業に取り組む姿勢(授業中の発表・ハンドアウト・理解度等) ・冬休み期間の宿題および宿題確認テスト ・期末テスト(試験の一部をレポートとする場合はレポートを含む) |
授業の方法 | 演習 |
授業の特徴 |
教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業 |
授業改善の工夫 | 受講生の英語読解能力を考慮し、授業の進度を受講生の能力に応じた速さに調節することがあります。 |
教科書 | C. S. Lewis, "The Magician's Nephew" (The Chronicles of Narnia Book 7) 各自Amazonで購入してもらいます(後期開講前に購入に必要な情報を提供します)。 |
参考書 | 関連する資料を適宜配布。 |
オフィスアワー | 水曜日3-4限(10:30-12:00) 宮地研究室 |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | 英米文学講読演習 Ⅰ |
発展科目 | 英米文学ゼミナール I - IV |
その他 |
AIIの学生(中学校英語一種免許取得希望者)で3-4年生対象の英米文学関係科目を受講しようとする者は、必ずこの授業を履修すること。 ある程度の英語読解力と分析能力が求められます。 |
MoodleのコースURL |
---|
キーワード | 児童文学、精読、想像力、ファンタジー、キリスト教、分析的解釈 |
---|---|
Key Word(s) | juvenile literature, close reading, imagination, fantasy, Christianity, analytical interpretation |
学修内容 | 第1回:授業概要説明。著者紹介および作品紹介。 第2回:1章 The Wrong Door:内容要約と重要箇所の精読。問題点の指摘と分析(以下同じ) 第3回:2章 Digory and his uncle 第4回:3章 The Wood between the Worlds 第5回:4章 The Bell and the Hammer 第6回:5章 The Deplorable Word 第7回:6章 The beginning of Uncle Andrew's Troubles 第8回:7章 What Happened at the Front Door 第9回:8章 The Fight at the Lamp-post 第10回:9章 The Founding of Narnia 第11回:10章 The First Joke and Other Matters 第12回:11章 Digory and His Uncle are Both in Trouble 第13回:12章 Strawberry's Adventure 第14回:13-14章 An Unexpected Meeting / The Planting of the Tree 第15回:15章 The End of This Story and the Beginning of All the Others 第16回:試験 授業は担当形式で行います。 担当者は担当部分の内容を要約したハンドアウトを準備し、テクストの問題点とそれに対する自分の考えを発表します。その後、表現語句、登場人物の性格や心理、作品の主題などに注意を払いながら、重要な個所を精読します(平易な英語で書かれているので一部は速読を行います)。詳しくは最初の授業で説明します。 |
事前・事後学修の内容 | 1)毎回5-10頁の予習が必要です。 2)授業の進み具合によっては冬休み期間中にテキストを相当ページ読んでくる宿題を出すことがあります。 3)授業中に一人一回は指名しますので、受講者は十分に予習して授業に臨むことが必要です。 |