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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 教育学部・教科に関する専門科目(A類)・英語
科目名 英米文学
えいべいぶんがく
English and American Literature
受講対象学生 教育学部, A 類
他類の学生の受講可
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
~71 期生
この授業科目の標準履修学年は2年次です。
卒業要件の種別 選択
・AIIの学生(中学校英語一種免許取得希望者)で3-4年生対象の英米文学関係科目を受講しようとする者は、必ずこの授業を履修すること。
・AIおよびAIIIの学生(中学校英語副免許取得希望者)もできる限り受講すること。
授業科目名 英米文学講読演習 Ⅰ(短編小説)
えいべいぶんがくこうどくえんしゅう いち (たんぺんしょうせつ)
Seminar in Reading English and American Literature I (Short Stories)
単位数 1 単位
ナンバリングコード
educ-engl-LITR2012-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 水曜日 1, 2時限
開講場所 教育学部専門1号館3階(英語科第1演習室)

担当教員 宮地信弘(教育学部英語教育講座)

Nobuhiro Miyachi

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 短篇小説読解演習:
英米の短編小説をいくつか扱い、精密な読解を通して、プロット、主題、キャラクター、視点、表現技巧等を分析していく。
学修の目的 1) 英米の文学作品に親しみつつ、英語読解力の向上を伸ばす。
2) 文法に即して英文を正確に読む姿勢を養う。
3) 文学テクストを分析的に読む意識と能力を身につける。
4) 作品の読解を通して自然な英語表現や英語の感覚を養う。
学修の到達目標 1) 英米の短編小説に親しみ、その特質を説明できるようになる。
2) 辞書を活用することにより、複雑な英文を文法に即して正しく読みこなせるようになる。
3) 作品の精読と分析を通して気づく力・感じる力・考える力を身につける。
4) 英米文学を英語原文で読むことにより、英作文や英語会話で役に立つ自然な英語表現を身につける。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
 教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
 教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
○自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 授業に取り組む姿勢・理解度:15%
担当部分の要約(ハンドアウト):15%
期末試験(及び[試験の一部をレポート課題とする場合]英文レポート):70%
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業改善の工夫 受講生の能力に応じて授業の進度を調節することがあります。
教科書 プリント教材(電子ファイルで授業で扱う作品を提供する)。
参考書 関連資料を適宜配布
オフィスアワー 水曜日3-4限(10:30-12:00)
宮地研究室
受講要件
予め履修が望ましい科目 英米文学概論
発展科目 英米文学講読演習Ⅱ
その他 AIIの学生(中学校英語一種免許取得希望者)で3-4年生対象の英米文学関係科目を受講しようとする者は、必ずこの授業を履修すること。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 精読、分析的解釈、プロット、キャラクター、主題、視点
Key Word(s) close reading, analytical interpretation, plot, character, theme, perspective
学修内容 第1回:授業概要説明・この授業で扱う作品の紹介
第2回:[英]Oscar Wilde, "The Selfish Giant" 精読と解釈
第3回:[英]Oscar Wilde, "The Happy Prince" 精読と解釈・キリスト教的主題
第4回:[米]Richard Matheson, "Button, Button" 精読と解釈・
第5回:[米]John Cheever, "The Enormous Radio" (1) 精読と解釈・場面設定分析
第6回:[米]John Cheever, "The Enormous Radio" (2) 精読と解釈・キャラクター分析
第7回:[米]John Cheever, "The Enormous Radio" (3) 精読と解釈・主題分析
第8回:[米]Bernard Malamud, "Mourners" (1) 精読と解釈・場面設定分析
第9回:[米]Bernard Malamud, "Mourners" (2) 精読と解釈・キャラクター分析
第10回:[米]Bernard Malamud, "Mourners" (3) 精読と解釈・主題分析(J. Cheeverとの比較)
第11回:[英]Katherine Mansfield, "Bliss" (1) 精読と解釈・キャラクター・プロット
第12回:[英]Katherine Mansfield, "Bliss" (2) 精読と解釈・主題分析
第13回:[英]Oscar Wilde, "The Canterville Ghost" (1) 精読と解釈・キャラクター分析
第14回:[英]Oscar Wilde, "The Canterville Ghost" (2) 精読と解釈・表現の特質
第15回:[英]Oscar Wilde, "The Canterville Ghost" (3) 精読と解釈・主題分析
第16回:期末試験(一部レポートになることもある)

・授業は担当形式で行います。
・担当者は担当部分の内容を要約したハンドアウトを準備し、テクストの問題点とそれに対する自分の考えを発表します。その後、表現語句、登場人物の性格や心理、作品の主題などに注意を払いながら、重要な個所を精読します。受講生の能力に応じて進度を調整することがあります。詳しくは初回の授業で説明します。
事前・事後学修の内容 1)受講者は全員が作品を読んでくることが求められます。
2)受講者は十分に予習して授業に臨むことが必要です。

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