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開講年度 | 2020 年度 | |
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開講区分 | 工学部分子素材工学科/総合工学科応用化学コース ・専門教育 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 3年次 |
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選択・必修 | 選択必修 |
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授業科目名 | 資源利用化学 | |
しげんりようかがく | ||
Resources Chemistry | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | EN-INAN-3
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
水曜日 3, 4時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 金子 聡(工学研究科応用化学専攻) | |
KANECO, Satoshi | ||
実務経験のある教員 | アリゾナ州立大学博士研究員; 企業共同研究多数 | |
SDGsの目標 |
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授業の概要 | 資源を利用するためには、含有する化学物質を正確に計測する手段が必要である。産業及び工学的に利用されている化学物質を、分析・解析する手段である機器分析法を学習する。本講義を通じて化学分野で使われている分析機器の原理、理論、構造・構成及び応用についての知識を修得し、以て科学的研究に資することを目的とする。 |
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学修の目的 | 講義が終了した時点で、機器分析法の一般的な知識が習得できる。 |
学修の到達目標 | 本講義は化学物質の分析及び解析に不可欠な機器分析法を原理から応用までマスターさせるために開講している。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 出席と授業中のレポート及び期末試験の成績により総合的に評価する。 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
地域理解・地域交流の要素を加えた授業 |
授業改善の工夫 | 授業中に学生の反応(理解度)を勘案しながら、授業後の学生の意見を参考にして、学生の授業評価アンケートの結果等も参考にし、授業の工夫、組み立て、説明を行う。さらに、授業に関する興味深い話題や知識を盛り込んで授業を進める。 |
教科書 | エキスパート応用化学テキストシリーズ 機器分析 ISBN: 978-4-06-156807-5 |
参考書 | |
オフィスアワー | 月曜日~金曜日12:00~12:50、基本的にはこの時間帯ですが、質問などがある場合にはいつでも気軽に質問に来て下さい。分子素材工学棟4階3421室 |
受講要件 | 特になし |
予め履修が望ましい科目 | 分析化学 |
発展科目 | 環境創成科学特論(大学院) |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 機器分析法 定量分析 定性分析 電磁波分析 電気分析 分離分析 |
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Key Word(s) | Apparatus analysis, quantitative analysis, qualitative analysis, electromagnetic wave analysis, electroanalysis, separation analysis |
学修内容 | 第1回 総論,機器分析とは? 機器分析法の位置づけ・分類、機器分析法の利点・欠点 第2回・第3回 吸光光度分析法・紫外吸収スペクトル分析法 吸光光度分析法および紫外吸収スペクトル分析法は、最も基礎的な機器分析法である。本法の原理・理論、装置の仕組み、分析化学的応用について学習する。 第4回 蛍光分析法 蛍光分析法の原理・理論、装置の仕組み、分析化学的応用について修得する。 第5回 原子スペクトル分析の概要、原子吸光分析法 無機の微量元素の分析法と有効な原子スペクトル分析法の概要を理解する。 第6回 黒鉛炉原子吸光分析法・フレ-ム分析法・ICP発光分析法 原子吸光分析・フレ-ム分析・ICP発光分析法の理論、原理、応用について学習する。 第7回 ガスクロマトグラフ分析法 クロマトグラフ法は化学物質分離分析法として重要な分析法である。クロマトグラフィー分析法の理論、原理について学習し、ガスクロマトグラフ分析法を習得する。 第8回 高速液体クロマトグラフ分析法 有機化合物の分析法として有用な高速液体クロマトグラフ分析法の概要を理解する。 第9回 熱分析法 熱重量測定TG、示差熱分析DTA、示差熱量測定DSCを学ぶ。 第10回 外部講師(企業)によるセミナー 第11回 X線分析法・光電子分光分析法 X線分析法・光電子分光分析法の原理・理論、装置の仕組み、分析化学的応用について学習する。 第12回 蛍光X線分析法 非破壊分析法として、良く用いられる蛍光X線分析法の原理・理論、装置の仕組みについて学習する。 第13回・第14回 電子顕微鏡・走査型プローブ顕微鏡分析 表面分析法として重要な電子顕微鏡・走査型プローブ顕微鏡分析法の原理・理論、装置の仕組みを学習し、ナノスケールを視覚的に解析する方法を習得する。 第15回 質量分析法 近年とみにその有効性が増してきた質量分析法の原理等について学習する。 |
事前・事後学修の内容 | 講義の前後で、教科書を読んでおく。受講後、講義中に説明された機器分析法を次回までに復習しておくこと。 |