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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 教育学部・教科に関する専門科目(A類)・社会
科目名 地理学
ちりがく
Geography
受講対象学生 教育学部, A 類

学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
69,70,71 期生
卒業要件の種別 選択必修
地理学及び社会科教育で卒論を書く社会科教育コース(AⅡ類)の学生は選択必修
授業科目名 自然地理学概論
しぜんちりがくがいろん
Introduction to Physical Geography
単位数 2 単位
ナンバリングコード
edu-sosc-GEOG2020-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 火曜日 5, 6時限
開講場所

担当教員 宮岡邦任

MIYAOKA, Kunihide

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 近年の種々の開発行為や地球温暖化等による環境変化について,地形図の読図をはじめ,地理学に関する情報の涵養変化の傾向を解明する手段の一つとして有効である.本講義では,いくつかの地域の地形図を使用しながら,自然地理学の諸現象について地形学,気候・気象学などの基礎的な内容を網羅しながら解説していく.併せて,地形図読図に必要な手法を紹介・実践しつつ,特に自然地理学的な情報が地形図からどのように得られるかを説明していく.
学修の目的 中・高社会科における地理学授業において、地域学習の重要性が認識でき、授業に対応できる必要最低限の知識を身につける。
学修の到達目標 地理学的な視点から、地域における人間と自然の相互関係(そこに暮らす人々の生活様式が環境変化によってどのような影響を受けるか?)を考えられるようになる.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
 教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
 教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
○自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 筆記試験80%,課題提出20%
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

地域理解・地域交流の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫 学校現場における社会科授業において、地理学の専門的視点に立って教科書の内容と関連づけられるような構成を心がける。
教科書 教科書は指定せず,必要に応じて資料を配付する.
参考書 適宜紹介する
オフィスアワー 金曜日16:20~17:50
時間外でも,事前にコンタクトをとれば随時対応する.
miyaoka@edu.mie-u.ac.jp
受講要件 地理学概論が履修済みであること。
地理学専攻生は,2年次での履修が望ましい。
予め履修が望ましい科目 地理学概論
発展科目 水文学概論,自然地理学特論
その他 色鉛筆(12色程度),定規,電卓(四則計算ができる程度)を常に持参すること。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 自然地理学の基礎、地形図、地域
Key Word(s) fundamental physical geography, topographic map, region
学修内容 1.Introduction
2.東海地方の自然環境
3.山地の地形
4.山地における自然環境と生活
5.寒冷地の自然環境
6.扇状地の自然地理学的特徴
7.扇状地における自然環境と生活
8.沖積地における自然地理学的特徴
9.沖積地における自然環境と生活
10.沿岸地域における自然地理学的特徴
11.沿岸地域における自然環境と生活
12.身近な環境問題を考える
13.自然災害と防災を考える
14.小学校教科書での自然地理学の扱われ方
15.中学校教科書での自然地理学の扱われ方
16.試験
事前・事後学修の内容 地理学概論で扱ったレベルの地形図読図の復習を行っておくこと。

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