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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 人文学部法律経済学科・社会科学科
受講対象学生 法律経済学科専用
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 現代政治理論
げんだいせいじりろん
Contemporary Political Theory
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-laec2210-014
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 金曜日 3, 4時限
開講場所

担当教員 麻野雅子(人文学部法律経済学科)

ASANO,Masako

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 自由民主主義、正義、権力に関する政治理論を紹介します。
学修の目的 現代の自由民主主義論、正義論、権力論についての知識を得ることが学習の目的です。
学修の到達目標 現代の自由民主主義論、正義論、権力論についての知識を得たうえで、現実の政治を理論的に分析する能力を身につけることが学習の到達目標です。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○法律・政治・経済・経営の諸分野において、専門的知識と豊かな教養を身につけている。
○現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 法律・政治・経済・経営の諸分野を広く学び、学際的視点で問題を探究できる。
○現代社会の課題に挑戦する積極性を備える。
 自ら学んだ知を的確に発信し、国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 小テスト(3回)で評価します(計100%)。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 分かりやすい説明をするよう心がけます。
教科書 教科書は指定しません。
参考書 フランシス・フクヤマ著『政治の起源』(上・下)、『政治の衰退』(上・下)(講談社)、マイケル・サンデル著『これからの「正義」の話をしよう―いまを生き延びるための哲学』(ハヤカワ・ノンフィクション文庫)、川崎修・杉田敦(編)『現代政治理論』(有斐閣)、田村哲樹・松元雅和・乙部延剛・山崎望(著)『ここから始める政治理論』(有斐閣)など。
オフィスアワー 金曜日12:00~13:00、場所は人文学部棟麻野研究室です。
受講要件 特にありません。
予め履修が望ましい科目 特にありません。
発展科目 政治思想史、法哲学。
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 自由民主主義論、正義論、権力論
Key Word(s) liberal democracy, justice, power
学修内容 第1回:講義概要・成績評価に関する説明、自由民主主義とは何か
第2回:自由民主主義の要素とその起源
第3回:自由民主主義の現状と課題
第4回:ポピュリズムと自由民主主義
第5回:自由民主主義の現代的意義+自由民主主義論に関する小テスト[予定]
第6回:正義論の三つの立場1-功利主義・リバタリアニズム
第7回:正義論の三つの立場2-ロールズの正義論とその意義
第8回:正義論の三つの立場3-サンデルのロールズ批判と共同体主義
第9回:多文化主義の正義論
第10回:熟議による正義の導出(「熟議民主主義」)
第11回:正義の現代的意義+正義論に関する小テスト[予定]
第12回:権力とは何か-権力論の系譜
第13回:規律訓練型権力と環境管理型権力
第14回:監視社会・アーキテクチャ・リバタリアンパターナリズム
第15回:権力の変容とその意味+権力論に関する小テスト[予定]
事前・事後学修の内容 授業の進み具合に応じて適宜小テストを行いますので、受講生は、それまでの授業の復習をしたうえで、毎回出席するようにしてください。(上記の学修内容の予定通りに進まない場合もあります。)

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