三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 人文学部法律経済学科・社会科学科
受講対象学生 法律経済学科専用
学部(学士課程) : 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 政治思想史演習
せいじしそうしえんしゅう
History of Political Thought
単位数 4 単位
ナンバリングコード
humn-laec3210-013
開放科目 非開放科目    
開講学期

通年

開講時間 金曜日 7, 8時限
開講場所

担当教員 麻野雅子(人文学部法律経済学科)

ASANO, Masako

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 受講生の関心に応じて、政治思想史の基本テキスト、あるいは、現代政治理論の諸テーマ(正義・自由・平等・権力・公共性・民主主義など)をとりあげたテキストのいずれかを講読することからはじめます。テキストを講読し、議論をするなかで、現代の政治理論や政治思想が、現代社会をどのように捉え、どのような視点から問題を掘り下げているのかを理解していきます。その過程で、受講生の関心が広がれば、政治思想の古典を読んでいくこともあります。
学修の目的 政治理論・政治思想に関する文献を読み、基本的な知識を身につけることが学習の目的です。また文献の内容を適切に紹介できる能力をも身につけられるようにします。
学修の到達目標 政治理論・政治思想の基本的な知識を得たうえで、政治理論や政治思想が何を問題しているかを理解し、現代社会で起こっている具体的な政治問題を自分なりの視点から分析できるようになることが学習の到達目標です。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○法律・政治・経済・経営の諸分野において、専門的知識と豊かな教養を身につけている。
○現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 法律・政治・経済・経営の諸分野を広く学び、学際的視点で問題を探究できる。
○現代社会の課題に挑戦する積極性を備える。
○自ら学んだ知を的確に発信し、国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 適切な報告をしているか、積極的に発言や提案をしているかなど、文献の理解度や報告の的確さの程度、演習への積極性や貢献度によって評価します(100%)。
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 すべての受講生がこの演習(ゼミ)に愛着を持って積極的に取り組んでもらえるよう、良い雰囲気を作るように努めます。
教科書 サンデル『これからの「正義」の話をしよう』(早川書房)、川崎修・杉田敦(編)『現代政治理論』(有斐閣)、宇野重規『西洋政治思想史』(有斐閣)などから、受講生と相談の上、決定します。
参考書 参考書は授業の内容や受講者の関心に応じて適宜指示します。
オフィスアワー 金曜日12:00~13:00、場所は人文学部棟麻野研究室です。
受講要件 特にありません。
予め履修が望ましい科目 必ずというわけではありませんが、2年次に、現代政治理論ならびに政治思想史を受講していることが望ましいです。
発展科目 特にありません。
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 正義・自由・平等・権力・共同体・公共性・民主主義など政治思想上の諸問題を考察する。
Key Word(s) political theory, history of political thought
学修内容 演習の形態は、受講生の一人ないし複数の者が、報告者としてレジュメを作成し内容について説明をしたあと、全員で報告内容について討議するというオーソドックスなものです。後期は、受講生と相談のうえ、古典的な政治思想の文献を読むか、引き続き、政治思想や現代政治理論に関する文献を読むかを、決めます。また演習の最後には、受講生自らがテーマを選定して、そのテーマに関して勉強・研究し、報告する機会を設けます。 
事前・事後学修の内容 学習課題、予習・復習方法などは、適宜指示します。

Copyright (c) Mie University