三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 美術理論・美術史演習C
びじゅつりろん・びじゅつしえんしゅうしー
Seminar C in Art History
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-cult2100-338
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 金曜日 5, 6時限
開講場所

担当教員 藤田伸也

FUJITA, Shinya

実務経験のある教員 大和文華館で11年間、学芸員として東洋日本美術作品の研究・収集・保存・展示に携わり、その実務経験がこの授業には反映されている。

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 『西洋絵画の主題物語 Ⅰ聖書編』をテキストにし、発表者を決めて講読していく。
西洋絵画におけるキリスト教主題の意味について、聖書を読みながら考察する。
授業では随時DVD映像やPC画像を使用する。
学修の目的 西洋絵画におけるキリスト教主題の意味について基本的知識を習得する。
絵画の歴史について概要を把握することができるようになる。
美術作品を通して西洋文化への理解を深める
学修の到達目標 西洋絵画におけるキリスト教主題の意味について基本的知識を習得する。
絵画の歴史について概要を把握することができるようになる。
美術作品を通して西洋文化への理解を深める
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 変動激しい現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
○人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
 自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 発表および関心・積極性60%、レポート40%。
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 DVD利用による視覚資料や展覧会見学等により、実作品に対する受講生の興味を高め、理解を深める。
教科書 『西洋絵画の主題物語 Ⅰ聖書編』(諸川春樹監修/美術出版社、1997年)
参考書 『聖書』(新共同訳ほか)
他は授業中随時指示する。
オフィスアワー 毎週水曜日12:00~13:00、金曜日12:00~13:00、藤田研究室(教養教育2号館2階)
受講要件 可能であれば展覧会の見学を行う。
その際の交通費・入館料等は各自の負担となる。学生教育研究災害傷害保険には必ず加入していること。
予め履修が望ましい科目 美術理論や美術史の科目
発展科目
その他 欠席する場合は、メールで連絡すること。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 西洋絵画、宗教画、キリスト教、聖書、主題
Key Word(s) Western paintings, religious paintings, Christianity, the Bible, subject
学修内容 『西洋絵画の主題物語 Ⅰ聖書編』をテキストにして、西洋絵画の主題とキリスト教の深い関係を考察する。発表担当者を決めて読み進めていくことによって受講者の関心と理解を深める。
第1回 授業の概要説明(テキスト・参考書と見学について)
第2回 西洋絵画の特徴(日本・東洋絵画との比較)
第3回 聖書について(旧約・新約)
第4回 1-1 天地創造/1-2 アダムとエヴァ
第5回 1-3 楽園追倣/1-4 カインとアベル
第6回 1-5 方舟の建造/1-6 大洪水
第7回 1-7 ノアの物語/1-8 バベルの塔
第8回 1-9 アブラハム/1-10 イサクの犠牲
第9回 1-11 ロトと娘たち/1-12 井戸端のリベカ
第10回 1-13 ヤコブ/1-14 ヨセフ  
第11回 1-15 モーセの発見/1-16燃える柴 
第12回 1-17 紅海徒渉/1-18マナの収集
第13回 1-19 十戒の授受と黄金の子牛礼拝/1-20 青銅の蛇
第14回 1-21 エリコの陥落/1-22 マノアの燔祭
第15回 まとめ
事前・事後学修の内容 発表者は担当する主題の聖書の内容とその絵画作品について、大学や公共の図書館等を利用し、可能な限り多様な文献図書を調べる必要がある。ネット上の画像や作品情報等は役に立つが、発表資料として利用する際には慎重を要する。
また他者の発表についてもコメントできるように、辞典・図録等で基礎知識を予習しておくこと。語句の読みや意味は質問されても答えられるようにしておく。授業中に登場した作品については、テキストおよび参考図書で図版をよく見ておく。

Copyright (c) Mie University