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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 美術理論A
びじゅつりろんえー
Art Theory A
単位数 2 単位
受講対象学生 2011年度以前入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名
単位数 単位
ナンバリングコード
humn-cult2100-063
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 金曜日 9, 10時限
開講場所

担当教員 中村 夏葉(非常勤講師)

NAKAMURA Kayoh

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 仏教美術の入門として日本の代表的な作品を取り上げ、姿・形の表現とその意味について考察する。おおよそ飛鳥から鎌倉時代までを範囲とした日本の仏教美術史を概説するが、仏教美術を読み解くうえで必要な思想的基礎知識の解説、およびモチーフや主題に関する各論を交えて講義する。
学修の目的 仏教および仏教美術に関する基礎知識を習得する。
宗教文化を捉える視点を養う。
仏像の見方を理解する。
学修の到達目標 日本の歴史と文化における仏教美術の位置づけを理解することができる。
作品の表面的な鑑賞ではなく、対象をより深く観察し、調べ、考える力を獲得する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 変動激しい現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
○人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
 自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 テスト50%、レポート50%(合計が60%以上で合格)
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 特になし
参考書 授業内で指示する。
オフィスアワー メールで予約して下さい。
また、窓口となっている教員は藤田伸也(sfujita@human.mie-u.ac.jp)です。
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目 美術理論B
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 日本仏教美術史
Key Word(s) history of Japanese Buddhist art
学修内容 第1回 ガイダンス(宗教と美術)
第2回 仏像の基本
第3回 法隆寺
第4回 飛鳥時代の装飾文様
第5回 奈良時代の彫像と絵画
第6回 東大寺大仏(1) 廬舎那仏と釈迦
第7回 東大寺大仏(2) 須弥山世界観
第8回 仏像の素材と技法
第9回 神仏習合
第10回 古密教
第11回 平安時代の密教美術
第12回 平等院鳳凰堂
第13回 地獄と極楽の美術
第14回 蓮のイコノロジー
第15回 まとめ
事前・事後学修の内容 授業内で触れた美術用語、仏教用語、作品名、寺院名などの読み方や意味を調べて予習・復習すること。少なくとも授業で取り上げた作品は、美術全集等で画像を再度確認しておくこと。その際、全体だけではなく細部も観察しておくこと。できれば展覧会または現地へ足を運び作品を実見することが望ましい。

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