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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 教育学部・学校教育に関する専門科目(A類)
科目名 教育学研究法
きょういくがくけんきゅうほう
Research Methods in Pedagogy
受講対象学生

学部(学士課程) : 2年次
期生
学校教育コース教育学専攻生対象
(教育心理学専攻の学生は,科目名が「教育学心理研究法」の方を受講ください)
卒業要件の種別 選択必修
授業科目名 コミュニケーション実習
こみゅにけーしょんじっしゅう
Communication Practice
単位数 2 単位
ナンバリングコード
educ-scho-SCHO1761-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期集中

前期開始後間もない時期の週末から集中講義が始まるため、掲示板の日程案内に留意しておくこと(4月から5月にかけて実施)

開講時間
これに加えて集中講義が実施される
開講場所

担当教員 中西良文(教育学部学校教育講座)・瀬戸美奈子(教養教育院)・松浦均(教育学部学校教育講座)・南 学(教育学部学校教育講座)

NAKANISHI Yoshifumi, SETO Minako, MATSUURA Hitoshi, MINAMI Manabu

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 大学での学習においては、学習者がグループで活動を行うことがあり、その際には一定のコミュニケーション力を求められることも多い。そこで、本授業ではコミュニケーション力を刺激するエクササイズを行い、受講生のコミュニケーション力育成を目指す。
さらに、コミュニケーション力を育成する方法についてもできれば習得を目指したい。
学修の目的
学修の到達目標 グループコミュニケーション力の獲得。そして、それを支援するスキルの獲得。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
○教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
○教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
○自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

コミュニケーション力に、特に意識をしながら受講を進めること

成績評価方法と基準 グループでの活動における関与の度合いと授業内で出されるレポート。欠席は認められない。
授業の方法 実習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)
プロジェクト型PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 教員から一方的に授業を行うのではなく、実際の活動を通して自発的に学習を行うPBL型授業で進めていく。
教科書 適宜講義中に紹介する。
参考書
オフィスアワー 担当教員が研究室に在室の際に随時対応する
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目 教師と生徒の心理II
発展科目 人間発達/学校教育実地研究IV
その他 特になし

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード グループコミュニケーションの実習と省察
Key Word(s) Communication, Social Skill Training(SST)
学修内容 第1時 授業方法,学習目標,成績評価方法などの説明。グループ分け。
第2時 コミュニケーションの場づくり(「安心できる場」をつくるとは)
第3時 ソーシャルスキルという考え方について
第4時 コミュニケーションの定義と話す・聴く(コーディング・デコーディング)
第5時 コミュニケーションにおけるチャンネル(言語的・非言語的コミュニケーション)
第6時 コミュニケーションとグループダイナミクス
第7時 コミュニケーションにおける様々な課題(社会的ジレンマ)
第8時 コミュニケーションと協同・協力
第9時 コミュニケーションと内的コントロール ①感情調整
第10時 コミュニケーションと内的コントロール ②クリティカルシンキング
第11時 学校場面におけるコミュニケーションの指導
第12時 コミュニケーションの指導における授業案の書き方
第13時 コミュニケーションの評価
第14時 臨床的コミュニケーション
第15時 地域コミュニケーション
第16時 コミュニケーションの実践のあり方
第17時 アイスブレーキングのためのワーク
第18時 コミュニケーション活動(話す①:「話している」ということを伝える)
第19時 コミュニケーション活動(話す②:正確な情報の伝達)
第20時 コミュニケーション活動(聴く①:「受容」の態度を示すには)
第21時 コミュニケーション活動(聴く②:正確な情報の受け取り,伝言ゲーム)
第22時 コミュニケーション活動(アサーション:頼み事をする・頼み事を断る)
第23時 コミュニケーション活動(アサーション②:頼み事を断る)
第24時 コミュニケーション活動(感情マネジメント:自分の感情に気づく)
第25時 コミュニケーション活動(ノンバーバルコミュニケーション 表情表出・身体的表現,ジェスチャー,表情)
第26時 コミュニケーション活動(集団問題解決:共同絵画製作)
第27時 コミュニケーション活動の授業案作成
第28時 授業案の発表・実施(第1グループ)
第29時 授業案の発表・実施(第2グループ)
第30時 授業の総括
事前・事後学修の内容 本授業では、コミュニケーション力に関する様々な活動を行うが、それらの活動をただ行うのではなく、省察を行いながら進めていく予定である。それらの省察については、授業時間外に求められることもある。また、コミュニケーション力支援の方法についても実際に自ら作成してもらう可能性があり、それらについても課題として求められる。

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