シラバスの詳細な内容を表示します。
→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)
開講年度 | 2020 年度 | |
---|---|---|
開講区分 | 教育学部・教科に関する専門科目(A類)・英語 | |
科目名 | 英語学 | |
えいごがく | ||
English Linguistics | ||
受講対象学生 |
教育学部, A 類 他類の学生の受講可 学部(学士課程) : 3年次, 4年次 -70 期生 |
|
卒業要件の種別 | 選択 |
|
授業科目名 | 英語学講義Ⅰ | |
えいごがくこうぎ いち | ||
Lecture on English Linguistics I | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | educ-engl-LING3005-001
|
|
開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期 |
|
開講時間 |
金曜日 7, 8時限 |
|
開講場所 | 未定 | |
担当教員 | 西脇幸太(愛知文教大学人文学部講師) | |
NISHIWAKI, Kota | ||
SDGsの目標 |
|
授業の概要 | 教科書の指定された箇所について担当者を決め、30分程度で発表し(A4片面1枚・日本語)、その後、補足・ディスカッションを行う。発表者は適宜、学習辞典や総合英語などの記述にも言及し、批判的に検討する。加えて、教科書の表現で有益なもの・英語学的に興味深いものを参加者で共有し、今後の卒業論文執筆・英語研究等に活かす。毎回2例を提出する。読めばすぐに分かるが自分ではなかなか書けない表現をストックしていく。英語がいかに記述されるべきかという観点から、学習英文法についても言及する。 |
---|---|
学修の目的 | 文法現象へのアプローチの方法を理論的な観点から考えることで、英語を分析的に捉える力をつける。 |
学修の到達目標 | 1.文法現象へのアプローチ方法の基礎を身につけることができる。 2.時制、相、法などの動詞を中心とする領域について深く理解することができる。 3.節構造について深く理解することができる。 4.言語と情報構造について深く理解することができる。 5.学習英文法の効果的な記述方法について理解することができる。 |
ディプロマ・ポリシー |
|
成績評価方法と基準 | 発表・質疑応答(20%)、用例の提出・他者へのコメント(20%)、期末レポート(60%) |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業 |
授業改善の工夫 | 学生の能動的な取り組みを促す。 |
教科書 | Huddleston, Rodney, and Pullum, Geoffrey K. (2005). A Student's Introduction to English Grammar, Cambridge University Press. |
参考書 | 授業中に指示をする。 |
オフィスアワー | 連絡窓口:西村秀夫 |
受講要件 | 「英語学概論」を履修済みか履修中であること。合わせてAIIの学生(中学校英語一種免許取得希望者)は、「英語音声学演習」および「英文法ゼミナール I, II 」をすでに履修しているか履修中であること。 |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | 「英語学ゼミナール II, III, IV」「英語学講義Ⅱ」 |
その他 | この講義は選択科目であるが、中学校英語免許を主免許とする学生(AII)は必ず受講すること。また、中学校英語免許を副免許とする学生(AI)もできる限り受講すること。 |
MoodleのコースURL |
---|
キーワード | 文法、動詞、時制、相、法、節構造、情報構造 |
---|---|
Key Word(s) | grammar, verb, tense, aspect, mood, clause structure, information structure |
学修内容 | 第1回 オリエンテーション、文法用語とその定義 第2回 記述的アプローチと規範的アプローチ 第3回 動詞の語形変化 第4回 定形節と非定形節、助動詞 第5回 完結性、時制 第6回 完了相 第7回 進行相 第8回 法 第9回 節構造 第10回 補部と不可部 第11回 受動態 第12回 外置(仮主語など)・存在文(There構文) 第13回 分裂文(強調構文)・疑似分裂文 第14回 転位、前置・後置 第15回 まとめ |
事前・事後学修の内容 | ・テキストを熟読し、関連する参考文献を読む。 ・授業で得た知見を活かしながら、生の英語を読み授業と同様の手法で興味深い用例を収集する。 ・既存の文法書・語法書を批判的に検討しながら読む。 |