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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 生命倫理論B
せいめいりんりろんびー
Bioethics B
単位数 単位
受講対象学生 2017年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 生命倫理論B
せいめいりんりろんびー
Bioethics B
単位数 2 単位
ナンバリングコード
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 火曜日 3, 4時限
開講場所

担当教員 安倍 里美(人文学部)

ABE,Satomi

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 生命や医療に関わるの様々なトピックを、そのそれぞれに潜む倫理的問題を示しながら紹介します。
本講義では、それらの問題について取り扱う倫理学の諸議論を学ぶことを通して、「生命について倫理学的に考えるということ」に取り組んでもらいます。
学修の目的 ①倫理学上の基本的理論や基本概念を理解し、「倫理学的に考えること」がどういうことかを理解する。
②生命倫理、医療倫理に関する問題意識を身につける。
③生命倫理、医療倫理に関わる様々なトピックについて、筋道のある仕方で思考して自分自身の見解をまとめ、それを他の人にも理解できるような仕方で表現できるようになる。
学修の到達目標 哲学者たちの見解を参考にしつつ、生命倫理の諸問題に対して自分の意見がもてるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
○変動激しい現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
 自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  •  専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 期末試験100%。持ち込みなし。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 ・講義の理解度を確かめるためにも、講義内容についての不明点や反論を、学生にリフレクションペーパーで提出してもらう。
・内容によってはそれらの質問や反論を講義時に紹介し、学生との対話を図りつつ、講義内容の理解を深めてもらう。
教科書 児玉聡『マンガで学ぶ生命倫理』(化学同人)
伊勢田哲治『動物からの倫理学入門』(名古屋大学出版会)
参考書
オフィスアワー 講義中に指示します。
受講要件 特にありません。
予め履修が望ましい科目 特にありません。
発展科目 哲学、倫理学
その他 スマートフォンをはじめとした、音の出る機器の使用を禁じます。また、本講義で使用するパワーポイントのスライドをカメラ機能のある機器によって撮影することも禁じます。悪質な私語や、その他の他の受講生の迷惑となると判断される行為をする学生には、退出を命じる場合があります。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 生命倫理学
Key Word(s) Bioethics
学修内容 第1回:ガイダンス
第2〜5回:死の悪さ、死後の危害についての哲学
第6〜8回:終末期医療と安楽死の問題
第9〜11回:脳死、臓器移植の問題
第12回:医療者の専門職倫理の問題
第13〜14回:健康寿命の延長、永遠の命の問題
第15回:まとめ
事前・事後学修の内容 ・講義で紹介する生命倫理学関連の諸議論について、本当に問題点はないのか(あるいは本当に擁護はできないのか)考えてみる時間を設けてください。
・哲学的な知識や思考のマナーを身につけるには、文献を熟読することも必要です。参考書として指定している文献を参照して、自ら理解を深めるよう努めてください。

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