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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 全学科・全教育コース
学部(学士課程) : 4年次, 5年次, 6年次
地球環境学コース(地球環境学プログラム)の学生対象
選択・必修 必修
授業科目名 地球環境システム学セミナーII(地球環境学プログラム)
ちきゅうかんきょうしすてむがくせみなー に (ちきゅうかんきょうがくぷろぐらむ)
Sminer on earth sciences II
単位数 1 単位
ナンバリングコード
BIOR-Envi-4135-002
開放科目 非開放科目    
開講学期

通年

2020年4月から2021年3月までずっと研究を行うのが「卒業研究」であるが,本科目は「卒業研究」につよくかかわる科目である.

開講時間
研究室にいて授業がない時間は,ずっと研究に勤しむのが「卒業研究」である.そうしてこそ,良い研究成果が得られるのである.本科目は,その「卒業研究」と強くリンクし,実質的には「補う」科目であるが,この科目では「講座/プログラム一体のセミナー」に出席して,研究成果を発表することが中心となる.その「セミナー」の実施時間については,令和2年度開始後に講座主任より告知される.
開講場所 「研究」という意味では各自の研究室,「セミナー出席」という意味では,会場は未定.令和2年度開始後に講座主任より告知される.

担当教員 立花義裕,西井和晃,山田二久次,万田敦昌,飯島慈裕,坂本竜彦,葛葉泰久,大野研,松村直人,松尾奈緒子(全て生物資源学研究科の教員)

講座主任(立花教授):tachi@bio.mie-u.ac.jp
就学カウンセラー(坂本教授):tats@bio.mie-u.ac.jp

実務経験のある教員 旧科技庁(現文科省)系の研究所での従事経験がある教員:4名
林野庁系の研究所での従事経験がある教員:1名

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 【卒業研究の概要】
●大学で一番大事な科目は卒業研究であり,他の全ての科目は,卒業研究を行うための知識と経験を得るためにあるのである.
●まず新しい研究テーマを見つけ,1年かけて「世界で初めてある現象を解明するため,新しいものを発明するため,何か新しいことを発見するため」研究を行うのである.
●研究を行うことにより,今までのように,教室に座って黙って教員の話を聞くのではなく,能動的に考えること,研究を企画すること,人前で得られた知見を説明することなどを経験し,色々な能力がつくのである.
●4年生になったら,大学にいて,授業のない全ての時間を,卒業研究に費やすのである.

【本科目の概要】
●上述の卒業研究を実施する過程において,地球環境学講座/プログラムの教員・学生と一緒に行うセミナーに参加して,研究成果を発表し,また他者の発表を聴講することが非常に重要である.本科目は,そのような目的で設定されている科目である.
学修の目的 【卒業研究の記述】
「授業の概要」で書いた通り,研究を行うことにより,今までのように,教室に座って黙って教員の話を聞くのではなく,能動的に考えること,研究を企画すること,人前で得られた知見を説明することなどを経験し,色々な能力がつくのである.

【本科目の記述】
上述,卒業研究と同様である.
学修の到達目標 【卒業研究の記述】
上述のごとく,能動的に考えること,研究を企画すること,人前で得られた知見を説明することなどを経験し,色々な能力がつくのであるが,また,頑張れば,

世界で初めてある現象を解明したり
新しいものを発明したり
何かを発見する

ことができるのである.

【本科目の記述】
上述,卒業研究と同様である.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目
JABEEは無関係である.
○幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
○生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
○科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
○豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
○社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

とにかく考えるのである.研究とはそういうものである.本セミナーは,研究を完成させるために,「他者の意見をうかがう」ためにあるのである.

成績評価方法と基準 地球環境学講座/プログラムの申し合わせ事項は下記のとおりである.

「セミナー,中間発表会に出席し,発表を行うことで単位が出る.もちろん,中間発表やセミナー発表が水準以上のレベルでできたかが重要」

なぜここに,「2月の卒論発表会」が入っていないかというと,それは,「卒業研究」の単位付与条件であるからである.つまり,「卒業研究」を行うために,普段から「セミナー」に参加し,中間発表会に出席し,水準以上の発表ができたか?という部分までが,本科目でのカヴァー範囲と考えていただきたい.
授業の方法 演習 実習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)

特色ある教育

Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業改善の工夫 「卒業研究」での記述と同様である.つまり,卒業研究は教員と学生が共同で研究を進めるものである.その過程で,成果を得られる努力をするのが当然である.その努力がそのまま「授業改善の努力」と相当しよう.
教科書 所属研究室ごとに異なる.
参考書 所属研究室ごとに異なる.
オフィスアワー 指導教員の都合は各自で問い合わせること.
受講要件 特にない.
予め履修が望ましい科目 卒業研究を始める前に学ぶ全ての科目が「卒業研究」に役立つ.そして,あらかじめ履修が望ましい科目は,指導教員ごとに異なる.そこで,本科目についても同じように考えていただきたい.
発展科目 卒業研究と同様,本科目は4年間の学生生活を総括する科目であるから,この科目の後になんらの科目も存在し得ない.
その他 環境教育に関連した科目

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 地球科学 気象学 
Key Word(s) Earth Sciences
Meteorology
学修内容 【卒業研究の記述】
通常の科目と違い,15回授業受けるというものではなく,研究室において4月から3月上旬まで,研究に従事する.そのため,ここで,「毎回の学習内容」を箇条書きで表現することはできない.
研究の進め方については,指導教員の指示に従うこと.文科省の設置基準に従うなら,4単位=>180時間の従事時間が標準となる.しかしそれは(必要条件とも言える)目安である.時間をかけたからといって良い成果が得られるとは限らないが,かけないよりかけた方が,良い成果が得られやすくなるのは当然のことである.

【本科目の記述】
まず,本科目は「卒業研究」と強くリンクする科目なので,これについても,「毎回の学習内容」を箇条書きで表現することはできない.ただし,行事としては,

●毎週決まった時間に開催されるセミナー(年30回)
●卒業研究の「中間発表会」

があり,これに出席し,研究発表をし,良好な評価を得ることが必要である.
ちなみに文科省の設置基準から考えると,通年1単位の科目は,「従事時間45時間が必要」ということになる.年30回のセミナーは,60時間に相当するので,45時間以上であり,従事時間としては十分であると考える.
事前・事後学修の内容 上述のごとく,設置基準的には1年で45時間費やすことが(文科省に)求められている.それより少ない従事時間で単位を出してしまうと,文科省に文句を言われるらしい.だが,セミナーの回数から,セミナーだけで60時間とカウントされよう.そこで,「家庭学習」で時間を使う必要性はなくなってしまう.「中間発表やセミナーの前に準備するための時間」を,「卒業研究」の方でカウントするなら,本科目の事前・事後学習時間はゼロでも構わないことになろう.平たく言えば,「水準以上の発表をするだけの準備はしてください.それ以外には家庭学習の必要はありません」ということになろう.

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