三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 共生環境学科・地球環境学教育コース
学部(学士課程) : 4年次, 5年次, 6年次
地球環境学コース(地球環境学プログラム)の学生対象
ただし,「自分がこのシラバスに縛られるのか否か」は,指導教員の判断に従ってください.おそらく,土壌系の研究室の学生には,別のシラバスが用意されるものと考えます.
選択・必修 必修
授業科目名 卒業研究(地球環境学プログラム)
そつぎょうけんきゅう(ちきゅうかんきょうがくぷろぐらむ)
graduation research
単位数 4 単位
ナンバリングコード
BIOR-Comn-4015-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

通年

2020年4月から2021年3月までずっと研究を行う.

開講時間 月曜日 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10時限; 火曜日 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10時限; 水曜日 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10時限; 木曜日 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10時限; 金曜日 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10時限
研究室にいて授業がない時間は,ずっと研究に勤しむのである.そうしてこそ,良い研究成果が得られるのである.
開講場所 各自の研究室

担当教員 立花義裕,西井和晃,山田二久次,万田敦昌,飯島慈裕,坂本竜彦,葛葉泰久,大野研,松村直人,松尾奈緒子(全て生物資源学研究科の教員)

講座主任(立花教授):tachi@bio.mie-u.ac.jp
就学カウンセラー(坂本教授):tats@bio.mie-u.ac.jp

実務経験のある教員 旧科技庁(現文科省)系の研究所での従事経験がある教員:4名
林野庁系の研究所での従事経験がある教員:1名

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 ●大学で一番大事な科目は卒業研究であり,他の全ての科目は,卒業研究を行うための知識と経験を得るためにあるのである.
●まず新しい研究テーマを見つけ,1年かけて「世界で初めてある現象を解明するため,新しいものを発明するため,何か新しいことを発見するため」研究を行うのである.
●研究を行うことにより,今までのように,教室に座って黙って教員の話を聞くのではなく,能動的に考えること,研究を企画すること,人前で得られた知見を説明することなどを経験し,色々な能力がつくのである.
●4年生になったら,大学にいて,授業のない全ての時間を,卒業研究に費やすのである.
学修の目的 「授業の概要」で書いた通り,研究を行うことにより,今までのように,教室に座って黙って教員の話を聞くのではなく,能動的に考えること,研究を企画すること,人前で得られた知見を説明することなどを経験し,色々な能力がつくのである.
学修の到達目標 上述のごとく,能動的に考えること,研究を企画すること,人前で得られた知見を説明することなどを経験し,色々な能力がつくのであるが,また,頑張れば,

世界で初めてある現象を解明したり
新しいものを発明したり
何かを発見する

ことができるのである.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目
JABEEは無関係である.
○幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
○生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
○科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
○豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
○社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

とにかく考えるのである.研究とはそういうものである.

成績評価方法と基準 全て,得られた研究成果で評価される.ただし,博士課程と異なり,結果的に「世界で初めての結果」が得られなくても,努力に対しても十分評価される.地球環境学講座/プログラムでは,卒業研究に関しては「卒業研究をし,卒論を書いて審査会・発表会で合格したら単位が出る」という申し合わせがある.一方,文科省の設置基準に従えば,4単位が付与されるこの科目は,各学生が180時間費やすことが「必要条件」である.「時間をかけたら良い」というものではないから,地球環境学講座/プログラムに「最低従事時間」などという概念はない.ただ,「標準的な学生が」最低180時間費やす程度の研究成果が得られルことが,単位付与の条件と考えるとわかりやすいであろう.
授業の方法 演習 実験 実習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)

特色ある教育

Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業改善の工夫 卒業研究は教員と学生が共同で研究を進めるものである.その過程で,成果を得られる努力をするのが当然である.その努力がそのまま「授業改善の努力」と相当しよう.
教科書 所属研究室ごとに異なる.
参考書 所属研究室ごとに異なる.
オフィスアワー 指導教員の都合は各自で問い合わせること.
受講要件 特にない.
予め履修が望ましい科目 卒業研究を始める前に学ぶ全ての科目が「卒業研究」に役立つ.そして,あらかじめ履修が望ましい科目は,指導教員ごとに異なる.
発展科目 卒業研究は4年間の学生生活を総括する科目であるから,この科目の後になんらの科目も存在し得ない.
その他 環境教育に関連した科目

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 地球科学 気象学 
Key Word(s) Earth Sciences
Meteorology
学修内容 通常の科目と違い,15回授業受けるというものではなく,研究室において4月から3月上旬まで,研究に従事する.そのため,ここで,「毎回の学習内容」を箇条書きで表現することはできない.
研究の進め方については,指導教員の指示に従うこと.文科省の設置基準に従うなら,4単位=>180時間の従事時間が標準となる.しかしそれは(必要条件とも言える)目安である.時間をかけたからといって良い成果が得られるとは限らないが,かけないよりかけた方が,良い成果が得られやすくなるのは当然のことである.
事前・事後学修の内容 何度も書いているように,設置基準的には180時間費やすことが(文科省に)求められている.それより少ない従事時間で単位を出してしまうと,文科省に文句を言われるらしい.だから,教員としては,「180時間費やしてください」というのが標準である.ただし,他の講義科目と違い,「予習や復習を家庭で行う」というのは,本科目になじまない.

Copyright (c) Mie University