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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 自然環境論A
しぜんかんきょうろん えー
Physical (Natural) Environment A
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-cult2100-073
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 月曜日 7, 8時限
開講場所

担当教員 谷口智雅(人文学部)

TANIGUCHI,Tomomasa

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 水に関する調査・研究を実践するための基本的知識を学ぶとともに、基礎的な調査方法の実践も行なう。
学修の目的 水はグローバル・ローカルに関わらず循環し、地域の自然現象・人間活動の基礎を形作っている。21世紀は「水の世紀」とも言われ、水に関わる課題・問題が多く挙げられている。このため、これらの課題や問題の理解および解決するための水に関する基礎的な知識を学び、地域の自然地理および環境についての取り扱い方や研究手法を習得することを目指す。
学修の到達目標 地域の環境を理解するための水に関する事柄を説明できる。統計資料および現地観察によって地域の水環境が理解できる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
○変動激しい現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
 自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
○国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 授業内実習課題40%、授業内小レポート20%、最終レポート40%を目安として総合的に評価
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 参考文献の紹介や参考資料を提供し、授業内容についての各自学習の補足を行なう。レポートを課すことで、授業達成度の確認を行う。
教科書 特に使用しない。パワーポイントを利用して、講義を進める。また、必要に応じて資料を配布する。
参考書 鈴木裕一・佐藤芳徳・安原正也・谷口智雅・李盛源(2019)・『新版 水環境調査の基礎』・古今書院
日本陸水学会東海支部会編集(2014)・『身近な水の環境科学[実習・測定編]-自然の仕組みを調べるために-』・朝倉書店
日本陸水学会東海支部会編集(2010)・『身近な水の環境科学-渓流から干潟まで-』・朝倉書店
その他必要に応じて適宜授業中に紹介する
オフィスアワー
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目 自然環境論B
その他 この授業は単に講義を聴くだけでなく、水に関する室内作業や屋外実習を個人もしくはグループで実施します。このため、受講生は積極的に授業に取り組んで下さい。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 水環境、自然地理学、陸水学、河川
Key Word(s) water environments, Physical geography, Limnology, river
学修内容 第1回 はじめに-授業内容と進め方について
第2回 世界の水循環とその概念
第3回 水収支の概念
第4回 水収支-流出
第5回 水収支-蒸発
第6回 河川流量
第7回 流量の測定
第8回 河川水質
第9回 水質測定(室内実験)
第10回 水質測定(データの整理と分析)
第11回 湧水と地下水
第12回 地域の水環境調査法(事前準備と既存データの収集)
第13回 地域の水環境調査法(現地での調査実践)
第14回 水環境動態誌
第15回 まとめ
事前・事後学修の内容 事前学修:関連する事項で各自関心のあるものについて、インターネットなどで検索、閲覧しておくこと。
事後学修:講義内で課題が出題された場合はその課題について取り組むこと。授業で取り扱った専門用語の整理や内容についての振り返りを行うこと。

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