シラバスの詳細な内容を表示します。
→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)
開講年度 | 2020 年度 | |
---|---|---|
開講区分 | 教育学部・学校教育に関する専門科目(A類) | |
科目名 | 臨床・社会 | |
りんしょう・しゃかい | ||
Clinical psychology and social psychology | ||
受講対象学生 |
教育学部 学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次 期生 |
|
卒業要件の種別 | 選択必修 |
|
授業科目名 | 学校カウンセリング | |
がっこうかうんせりんぐ | ||
School counseling | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | educ-scho-PSYC1761-001
|
|
開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
|
開講時間 |
木曜日 5, 6時限 |
|
開講場所 | ||
担当教員 | 水谷 久康 | |
MIZUTANI, Hisayasu | ||
実務経験のある教員 | 三重県スクールカウンセラー・愛知文教女子短期大宇学学生相談室スーパーバイザー | |
SDGsの目標 |
|
授業の概要 | 児童・生徒を育む家族を取り巻く環境は今日厳しさを増している。学校だけで子どもたちの問題解決を図ることは難しい場合もある。子どもを直接支援するだけではなく、学校と保護者との協働によって効果的に問題解決が可能となることも多い。教員の行う相談活動はいかにあるべきかを理解する。 |
---|---|
学修の目的 | 教員による学校教育相談は心理臨床の専門家である臨床心理士によるスクールカウンセリングとは共通点もあるが、目的、構造など教育の専門家として求められていることが異なることを明確に理解し、学校生活における子どもたちの発達段階に応じた課題を見抜く目を身に付け、より有効な対応の方法や支援スキルを基本から応用まで学習する。 |
学修の到達目標 | 子どもたちは様々な家族の一員であり、それゆえ様々な保護者の思いがあることを理解した上で、子供であれ保護者であれ、問題を抱え支援を必要とする側に存在する解決のための資源を見出しそれらを活性化させる視点やスキルを身に付け、効果的な支援ができるようになる。 |
ディプロマ・ポリシー |
|
成績評価方法と基準 | 「アクティブラーニングで行う授業への積極性、毎回の授業レポートなど50%、知識理解に関しては期末試験50%、計100%」 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
グループ学習の要素を加えた授業 その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) |
授業改善の工夫 | すべての授業終了時に学生から授業評価票を集めるとともに、そこに書かれた質問や感想への回答も次回授業で必ず行う。 |
教科書 | 匠の技法に学ぶ実践・家族面接:日本評論社 |
参考書 | |
オフィスアワー | 毎授業時終了後 |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | カウンセリング実習 |
その他 |
MoodleのコースURL |
---|
キーワード | カウンセリング 保護者支援 通常学級における特別支援教育 |
---|---|
Key Word(s) | counseling, support parents, Special support education in regular |
学修内容 | 第1回:オリエンテーション・学習ガイダンス 第2回:教育相談とスクールカウンセリング 第3回:フロイトと精神分析 第4回:ロジャーズと非指示的カウンセリング 第5回:来談者中心療法の実際 第6回:家族療法と短期療法 第7回:事例から学ぶ支援の方法 第8回:ソリューション・フォーカストの活用 第9回:家族のライフサイクルと保護者支援 第10回:思春期青年期の発達課題と支援の在り方 第11回:キャリアガイダンスと教育相談 第12回:発達障害を学ぶ 第13回:中学での特別支援教育と教育相談 第14回:高校での特別支援教育と教育相談 第15回:子どもの精神医学的問題、学校と関係機関との連携 |
事前・事後学修の内容 | 参考図書や授業中に配布する資料や紹介する文献で毎授業終了後に自ら学びのまとめを行う。特に習得したスキルの定着に努めるとともに、専門的な知識理解を確実なものにすること。 |