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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 教育学部・学校教育に関する専門科目(A類)
科目名 身体・知と学び
しんたいちとまなび
受講対象学生 A 類

学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
71~ 期生
卒業要件の種別 選択必修
授業科目名 身体・知と学び
しんたいちとまなび
単位数 2 単位
ナンバリングコード
educ-scho-SCHO-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 金曜日 3, 4時限
開講場所 地域連携室B

担当教員 森脇健夫 

MORIWAKI TAKEO

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 教育実践は,インプットとしての学びだけではなく,アウトプットの学びも包含している。自分の思いや考えを表現形式に載せて表現し,対話を通じて共有し,それをまた自分の学びにすることによって成長することができる。表現的な営みとしての教育実践として注目されている演劇知・身体知を用いて,自らの思い,思考をどのように表現という形式まで持っていくのか,そのプロセスをどのように作り上げていくのか,等の課題を,演劇教育や成人教育,さらにはこれまで積み重ねられてきた教育実践の蓄積の上に考える。そしてその表現を教師自らができるように技能としても習得することを目指す。アクティブラーニングの手法を活用した学習論や学習支援論の文献精読,およびグループワークによるワークショップのデザイン・試行・実施を行う。これらの経験を通じて,学習活動への表現教育の活用についての技術を習得し理解を深める。
学修の目的 教育実践を表現方法の教育としてとらえる観点からその意義と課題をとらえることができる。各教科,また道徳や総合的な学習における形式知による表現(言葉,絵等の媒体),また身体知による表現の可能性と課題について様々な実践を取り上げながら分析・考察し,その到達点と課題を明らかにする。
学修の到達目標 教育実践を表現方法の教育としてとらえる観点からその意義と課題をとらえることができる。各教科,また道徳や総合的な学習における形式知による表現(言葉,絵等の媒体),また身体知による表現の可能性と課題について様々な実践を取り上げながら分析・考察し,その到達点と課題を明らかにする。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
○教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
 教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
○自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  •  専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 出席率(30%), 主体的参加態度(30%) 、全体のふりかえりレポート(40%)
授業の方法 実習 実技

授業の特徴

PBL

実地体験型PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書
参考書
オフィスアワー
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 身体、演劇知、アフォーダンス
Key Word(s)
学修内容 第1回: 表現とは何か?~言語表現と身体表現~ 表現に関するモデル的な理解を相互討論によってはかる
第2回: 暗黙知と形式知,表出と表現,共有と個性化 モデルを実際に体験してみることによって具体的に理解をはかる
第3回: 表現教育実践~五感を通した身体知と言語表現
第4回: 表現教育実践2~アフォーダンスの発想と身体
第5回: 表現教育実践3~絵画表現の特性と実際
第6回: アクティブラーニングとしての表現技法1~演劇知と「身体」「即興」「参加」~ 演劇のアクティビティ体験を通じて,学校現場における自らの経験を省察して,グループで共有する
第7回: アクティブラーニングとしての表現技法2~演劇知と「語ること/聴くこと」「コミュニケーション」「協働」~ 演劇のアクティビティ体験を通じて,コミュニケーションや組織づくりの観点から集団表現のあり方についてディスカッションする
第8回: 表現としての教育実践研究1~内的なものの創造と表現形式~ 個人的な体験・経験を表出させる多様な表現形式について学び,そのプロセスにおける教師の支援のあり方について探究する
第9回: 表現としての教育実践研究2~内的なものから表現形式へ~ 多様な表現形式の効果的な活用法を実際のグループ・パフォーマンスを通じて検討する
第10回: 表現としての教育実践研究3~表現の多様性と教育~ 多様な表現形式の学校現場への効果的な導入・活用について,事例をもとに検討する
第11回: 授業構成としてのゲーミング
第12回: 表現と認識の関係~パフォーマンス評価の意義と課題~ 個人または集団の表現やパフォーマンスを評価する指標と方法について学び,その意義と課題を検討する
第13回: 身体表現と言語表現~ワークショップの技法~ アクティビティのファシリテーションやワークショップデザインの体験を通じて,「ファシリテーター」との比較から表現教育における教師の役割や課題についてデスカッションを行う
第14回: アウトプットからインプットへ~個への還元と成長~ 他者との協働によるパフォーマンスを通して,自らの表現形式の特徴を意識化し,新たな表現形式の活用可能性について探究する
事前・事後学修の内容 そのときどきに課題を出し、課題図書を指定する。

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