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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 教育学部・教科に関する専門科目(A類)・保健体育
科目名 体育原理
たいいくげんり
Theory of Physical Education
受講対象学生 A 類

学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
69-71 期生
卒業要件の種別 選択必修
授業科目名 体育史
たいいくし
History of Physical Education and Sport
単位数 2 単位
ナンバリングコード
educ-phed-PHED2024-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 火曜日 3, 4時限
開講場所

担当教員 中村 哲夫(非常勤講師)

NAKAMURA Tetsuo

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 前半でわが国の学校体育の歴史、後半でスポーツの歴史を扱う。
前半は、明治期以降現代までの教科体育の歴史を扱い、後者はオリンピックを中心として、スポーツの成立から現代までのスポーツの発展を概説する。
学修の目的 前半では、明治期以降の学校体育の発展の過程を考察し、現在の学校体育がどのような経験を経て成立したのかを検討する。このことにより、現在の学校体育の諸問題を歴史的に検討する眼を養う。
後半は、近代のイギリスで成立し、以後世界に広まった近代スポーツを取り上げ、その成立から現代のグルーバル化されたスポーツの進展の経緯を振り返り、現在のスポーツのあり方を考える。特に、スポーツのグローバル化に大きな影響を与えたオリンピックの歴史から検討の素材を提供する。
学修の到達目標 体育やスポーツに関わる諸問題を、歴史的な視点から考察することができる。
体育・スポーツのこれまでの発展の諸相を歴史的事実を踏まえ理解し、これからの体育・スポーツのあり方を議論することができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
 教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
 教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
 自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 シャトルカードを利用し、毎回の授業ごとに理解度を確認し、受講生からの意見を聞きながら講義する。
教科書 なし(毎回ごとのレジュメを利用する)
参考書 なし(毎回のレジュメでその回の授業内容に参考となる文献を挙げる)
オフィスアワー なし
受講要件 体育やスポーツに興味・関心がある人
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 学校体育、スポーツ、オリンピック、歴史
Key Word(s) Physical Education, Sport, oLYmpics, History
学修内容 前半(学校体育史)
第1回:オリエンテーション(本授業の目的、方法、評価、授業の進め方等)
第2回:明治期の学校体育1(近代教育の出発と体操伝習所の創設)
第3回:明治期の学校体育2(体操科の内容―普通体操と兵式体操―)
第4回大正期の学校体育(スウェーデン体操の導入と学校体操教授要目)
第5回:昭和戦前期の学校体育(教練と武道)
第6回:戦争期の学校体育(体錬科の目的と内容・方法)
第7回:戦後の学校体育改革(アメリカ教育使節団報告書と学校体育指導要綱)
第8回:戦後学校体育の変遷(学習指導要領改定と体育科)

後半(スポーツ史)
第9回:前近代社会のスポーツと近代スポーツの成立
第10回:スポーツの世界への広がり―受容と抵抗―
第11回:クーベルタンによるオリンピック復興とIOC創設
第12回:オリンピック大会の発展の諸相
第13回:女性スポーツとオリンピック大会
第14回:オリンピック大会の光と影
第15回:まとめ
事前・事後学修の内容 今年度開催の東京オリンピックをはじめ、体育やスポーツに関する様々なニュースが流れています。アンテナを高く伸ばして、興味や関心のあるニュースや新聞・雑誌に乗ったスポーツに関する記事や評論に目を向けてください。
授業内容や授業時に紹介する文献等から、受講生各自の主体的な学びが促進されることを求めます。

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