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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 教育学部・教職に関する科目
科目名 道徳教育
どうとくきょういく
Moral Education
受講対象学生

学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次
期生
卒業要件の種別 必修
授業科目名 道徳教育論
どうとくきょういくろん
Theory and Practice of Moral Education
単位数 2 単位
ナンバリングコード
educ-comn-MORA1301-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 金曜日 9, 10時限
開講場所

担当教員 後藤 篤

GOTO ATSUSHI

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 本授業では、道徳教育の理念・歴史についての学習を通じて、現代的な実践課題を理解するとともに、
その課題解決に向けた教材研究や目標・評価のあり方について検討し、よりよい道徳教育実践を探求していく。
学修の目的 日本における道徳教育の課題を歴史的・理論的に理解し、その課題解決にむけた授業づくりができる。
学修の到達目標 ①道徳教育の理念や歴史をふまえて、学校における道徳教育の目標と内容を説明できる。
②道徳教育及び道徳科の指導方法と指導計画についての知識を得る。
③現代日本における道徳教育の実践的課題を見据えて、道徳科の教材研究、指導案作成ができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
 教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
 教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
○自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 毎時の小レポート20%、指導案作成30%、期末レポート50%、計100%(合計60%以上で合格)
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 毎時間、シャトルペーパーを用いて学習の到達度を確認するとともに、双方向的な授業づくりに用いる。
教科書 必要に応じて、資料を配布する。
参考書 相沢伸幸・神代健彦編『道徳教育のキソ・キホン 道徳科の授業をはじめる人へ』ナカニシヤ出版、2018
波本勝年他編『史料 道徳教育を考える [4改訂版]』北樹出版、2017
オフィスアワー
受講要件 教室の収容能力や学習効果を考慮して70名を上限とし、それを越えた場合は受講制限を行なう。
4年生(以上)、3年生、2年生の優先順で受講を許可していく。
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 道徳教育史、教材研究、教育実践分析
Key Word(s) History of Moral Education、 Researching Teaching Material、Analyzing Educational Practice
学修内容 1、はじめにー本授業の目的・内容・方法について
2、道徳教育の現代的課題―学習指導要領(2017)「特別の教科 道徳」
3、道徳とは何か、道徳性とは何か
4、道徳教育の歴史(戦前):教育勅語と国定修身教科書
5、道徳教育の歴史(戦後):初期社会科から特設道徳へ
6、学習指導要領の改訂と道徳教育
7、道徳教育の方法(1)ー小学校の授業実践分析(読み物教材を用いた授業方法)
8、道徳教育の方法(2)ー中学校の授業実践分析(社会問題を扱った授業方法)
9、道徳教育の方法(3)ー中断読み・モラルジレンマの授業提案
10、道徳教育の指導案作成(1)指導案とは何か
11、道徳教育の指導案作成(2)教材研究
12、道徳教育の指導案作成(3)道徳科の評価について
13、道徳教育の指導案検討(1)児童観、指導観、教材観の検討
14、道徳教育の指導案検討(2)ねらい、展開の検討
15、まとめ
事前・事後学修の内容 文部科学省HP上の「道徳教育アーカイブ〜「道徳科」の全面実施に向けて」(https://doutoku.mext.go.jp/)は、授業事例や指導案事例、読み物資料集等が載せられており、指導案作成を含めた授業づくりの参考になる。
授業前、授業後に適宜参照してほしい。

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