シラバスの詳細な内容を表示します。
→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)
開講年度 | 2020 年度 | |
---|---|---|
開講区分 | 工学部情報工学科/総合工学科情報工学コース ・専門教育 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 2年次 |
|
選択・必修 | 必修 |
|
授業科目名 | 計測工学 | |
けいそくこうがく | ||
Instrumentation Engineering | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | engr-engr-ELEC-2661
|
|
開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期 |
|
開講時間 |
木曜日 1, 2時限 |
|
開講場所 | ||
担当教員 | 成瀬 央(工学部情報工学コース) | |
NARUSE, Hiroshi | ||
SDGsの目標 |
|
授業の概要 | 自動運転車は、取り付けられているさまざまなセンサで計測された自動車自身の状態や周囲の環境情報を利用して走行します。また、IoT化が進む現在、情報工学を含むあらゆる分野において、現実のモノを計り、モノを動かすことの重要性が高まっています。このような状況から本授業では、計測における誤差やその解析方法、計測データの解析に用いられる最小二乗法など、計測工学の基礎について学びます。 |
---|---|
学修の目的 | 本授業の目的は、計測値に含まれる雑音に起因する誤差を定量的に解析できるように計測工学の基礎知識を修得し、実際の計測において必要なセンスを身につけることです。 |
学修の到達目標 | 本授業の到達目標は以下のとおりです。 ・有効数字の意味を理解して計測値を取り扱うことができる。 ・計測誤差の種類や性質についての知識を得る。 ・誤差の伝播について理解し、その解析が行える。 ・最小二乗法を用いて、計測値の解析ができる。 |
ディプロマ・ポリシー |
|
成績評価方法と基準 | 中間、定期試験などの各種試験、すべての提出物の合計点を10点満点に換算し、6以上を合格とします。 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
授業改善の工夫 | 今年度から新しく開講される科目なので、今後の授業アンケートなどに基づいて改善していく予定です。 |
教科書 | |
参考書 | 計測における誤差解析入門(森茂雄・馬場凉 訳、東京化学同人) |
オフィスアワー | 電子メール(naruse@pa.info.mie-u.ac.jp)でスケジュールを調整の上、情報棟3階成瀬教員室で質問などについて対応しますが、なるべく講義時あるいは終了時にお願いします。 |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | 基礎線形代数学I・II、基礎微分積分学I・II、確率・統計学 |
発展科目 | 情報工学実験I・II、制御工学 |
その他 |
MoodleのコースURL |
---|
キーワード | 有効数字、計測誤差、誤差の伝播、最小二乗法 |
---|---|
Key Word(s) | Significant figures, measurement error, error propagation, least-square method |
学修内容 | 第1回:イントロダクション(講義の概要、到達目標、授業計画、成績評価方法など) 第2回:単位系と接頭語 第3回:計測における誤差 第4回:有効数字とその取扱い 第5回: 誤差の伝播(1) 第6回: 誤差の伝播(2) 第7回: 誤差の伝播(3) 第8回:中間試験 第9回:誤差の統計的考え方とその処理(1) 第10回:誤差の統計的考え方とその処理(2) 第11回:計測誤差の分布 第12回:加重平均 第13回:最小二乗法(1) 第14回:最小二乗法(2) 第15回:最小二乗法(3) 定期試験 |
事前・事後学修の内容 |