シラバスの詳細な内容を表示します。
→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)
開講年度 | 2020 年度 | |
---|---|---|
開講区分 | 工学研究科(博士前期課程)分子素材工学専攻 | |
領域 | 主領域 : D | |
受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次 |
|
選択・必修 | 選択 |
|
授業科目名 | 分子素材工学特別講義Ⅲ | |
ぶんしそざいこうがくとくろん | ||
Topics in Chemistry for Materials III | ||
単位数 | 1 単位 | |
ナンバリングコード | EN-ORBI-5
|
|
開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期集中 |
|
開講時間 |
|
|
開講場所 | ||
担当教員 | 長山 和亮 | |
NAGAYAMA, Kazuaki | ||
SDGsの目標 |
|
授業の概要 | 機械工学を始め種々の工学で培われた様々な計測・操作技術は、一般工業分野のみならず我々の生命現象を理解する上でも適用でき、高効率に診断・治療・再生する医工学技術にもつながる。本講義では、生体を構築する細胞の構造や機能を力学的な観点から説明すると共に、近年注目されているメカノバイオロジー(生命現象における「力」の役割に着目した研究)について解説する。 |
---|---|
学修の目的 | 細胞バイオメカニクスおよびメカノバイオロジーについて学び、細胞の力学的な構造と機能との関連性を理解しながら、工学領域に加えて生命領域にも幅広い知識と視野を身につけることを目的とする。 |
学修の到達目標 | (1)細胞の力学的な構造と機能との関わりを理解できる。 (2)細胞の構造と力学的特性を計測・操作する工学技術を説明できる。 (3)力学的視点から細胞機能の計測・操作の用途に応じた手法を提案できる。 |
ディプロマ・ポリシー |
|
成績評価方法と基準 | レポートにより成績を評価する。 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
授業改善の工夫 | |
教科書 | パワーポイント資料を使って説明する。 |
参考書 | 「バイオメカニクスの最前線」、日本機械学会 編、共立出版 「メカノバイオロジー」、曽我部 正博 編、化学同仁 |
オフィスアワー | |
受講要件 | なし |
予め履修が望ましい科目 | なし |
発展科目 | なし |
その他 |
MoodleのコースURL |
---|
キーワード | 細胞バイオメカニクス、メカノバイオロジー、細胞骨格、細胞核、レーザ技術、MEMS |
---|---|
Key Word(s) | Cell biomechanics, Mechanobiology, Cytoskeleton, Nucleus, Laser technology, MEMS |
学修内容 | マイクロ・ナノ技術で生体機能を解き明かす「細胞バイオメカニクス・メカノバイオロジー」 1)細胞の力学的な構造を理解する 1−1)背景:力に対する生体応答 1−2)力学的視点からの細胞構造 1−3)細胞の内部構造の観察(様々な顕微鏡観察法) 2)細胞の力学特性を計測する 2−1)細胞の力を計測・評価する 2−2)細胞の硬さを計測・評価する 3)細胞の力学応答の原理を理解し操作する 3−1)細胞の配列操作と組織形成 3−2)細胞内要素間の力学的な繋がりの役割 3−3)細胞核の力学的構造と機能操作 |
事前・事後学修の内容 |