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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 人文学部法律経済学科・社会科学科
受講対象学生 法律経済学科専用
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 特殊講義[経営組織論]
とくしゅこうぎ[けいえいそしきろん]
Business Organization
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-laec2230-032
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 月曜日 5, 6時限
開講場所

担当教員 岩田 一哲

Ittetsu Iwata

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要  この授業では、経営組織論の基礎的事項を把握すると同時に、経営組織論の中の基本的事項を応用するための基礎的な内容を検討します。経営組織論は、もともとは経営学の一分野ですが、組織そのものは皆さんの生活や日常と密接な関係を持っています。皆さんは、家族、部活、サークル、アルバイト先など、多くの組織とのかかわりの中で生きています。そのため、経営学の一分野としての経営組織だけでなく、より一般的な人と人とのかかわりにも注目して授業を進めます。したがって、経営組織論の基本的事項の把握と、企業組織以外の組織での応用に関する諸問題の理解が、この授業の概要となります。
学修の目的  経営組織論の基本的な内容の把握が学修の第一の目的となります。したがって、経営組織論における基本的な用語や内容を理解して欲しいと思います。第二の目的は、企業組織の場合と、他の組織の場合で、経営組織に関連する内容に違いがみられるのか、あるいは、共通点はあるのかについての理解をしてもらうことです。
学修の到達目標  この授業は、経営組織論の主要な概念や考え方を理解するできるように、授業を展開します。したがって、一つ目の到達目標は、経営組織論の主要な概念や考え方を理解できるようになることです。さらに、経営組織論は、企業組織以外の組織にも対応できる内容となっています。このため、授業内では、企業組織以外を対象とする組織の場合の応用も含めて、授業を展開します。したがって、二つ目の到達目標は、経営組織論の内容を、企業組織以外の対象に援用する場合の課題を理解できることになります。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 法律・政治・経済・経営の諸分野において、専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 法律・政治・経済・経営の諸分野を広く学び、学際的視点で問題を探究できる。
 現代社会の課題に挑戦する積極性を備える。
 自ら学んだ知を的確に発信し、国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 中間レポート30%、期末試験70%とします。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

地域理解・地域交流の要素を加えた授業
キャリア教育の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫  皆さんが現在直面している組織の課題を解決するヒントが得られるように、企業組織の問題だけでなく、家族、部活、サークル、アルバイト先などでの課題も検討したいと思います。
教科書 安藤史江・稲水伸行・西脇暢子・山岡徹『経営組織』中央経済社,2019年。
参考書 鈴木竜太『経営組織論(はじめての経営学)』東洋経済新報社,2018年。
オフィスアワー
受講要件
予め履修が望ましい科目 経営学に関連する科目を受講している方が望ましいです。
発展科目
その他  本講義は、現代経済コース、企業経営履修プログラムに属します。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 組織構造、モチベーション、意思決定、組織変革、パラドックス
Key Word(s) Organizational Structure,Motivation,Decision-Making,Organizational Change,Paradox
学修内容 以下の内容の授業を行います。
 第1回:オリエンテーション
 第2回:組織とは何か
 第3回:組織の基礎理論
 第4回:組織構造と組織デザイン
 第5回:組織におけるモチベーション
 第6回:集団力学
 第7回:組織の意思決定
 第8回:組織と環境
 第9回:組織構造のダイナミクス
 第10回:組織間関係
 第11回:組織変革の捉え方
 第12回:組織変革の進め方
 第13回:組織のパラドックス
 第14回:組織の生態学的視点
 第15回:まとめ
事前・事後学修の内容  教科書を中心とした基本的な事項の整理ならびに把握と、基礎的な事項の応用課題として、企業組織以外の組織への応用についての理解を求めます。したがって、事前学修としては、教科書の該当箇所を事前に読んでおくことが重要でしょう。また、事後学修としては、企業組織以外の組織と、企業組織の違いについて検討しておくことが重要でしょう。

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