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開講年度 | 2020 年度 | |
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開講区分 | 人文学部法律経済学科・社会科学科 | |
受講対象学生 |
法律経済学科専用 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 債権各論 | |
さいけんかくろん | ||
obligations, contract, tort law | ||
単位数 | 4 単位 | |
ナンバリングコード | humn-laec2220-005
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開放科目 | 開放科目
他講座の学生の受講可, 他類の学生の受講可, 他学科の学生の受講可, 他学部の学生の受講可 |
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開講学期 |
前期集中 |
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開講時間 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 白石友行 | |
SHIRAISHI, Tomoyuki | ||
shiraishi@lawschool.tsukuba.ac.jp | ||
SDGsの目標 |
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授業の概要 | この授業は、民法の講学上「債権各論」と呼ばれている部分のうち、契約各論、事務管理、不当利得、不法行為を対象とする。とりわけ、契約と不法行為が本授業の中心となる。契約、不法行為は、日常生活や取引活動と密接に関わる法制度であるから、この授業では、豊富な具体例、判例や裁判例、取引実務などを素材として、契約や不法行為に関する法的規律が現実の社会においてどのような意味を持っているのかを確認する。また、契約、不法行為は、民法のみならず、私法の根幹に関わる法領域であると同時に、市民社会の基本的な仕組みを構成する部分であるから、これらの基礎にある理念、原理、思想等から説き起こすことになる。なお、この授業は、民法あるいは法学についての知識が全くないことを前提に進める。また、この授業と債権総論は、通常の「総論」「各論」とは異なるので、どちらの授業を先に受講しても問題はない。 |
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学修の目的 | 契約、不法行為の基本原理、基礎理論を体系的に理解する。日常生活や取引活動の中で起こる様々な事実や紛争の中から法的問題を抽出する能力を身に付ける。契約、不法行為に関する法的ルールを使いこなす能力を身に付ける。契約、不法行為についての見方、それらの法的規律のあり方を問う能力を養う。民法の中で市民社会の基本的な仕組みがどのように形成されているのかを理解する。 |
学修の到達目標 | 契約、不法行為についての基本的な考え方を説明することができる。事実を詳細かつ正確に検討し、そこから、法的に意味のある事実を抽出することができる。習得した知識を用いて、法的問題へとアプローチすることができる。契約や不法行為の制度のあり方について、一定の見方を表明することができる。自らの考えを自らの言葉で表現することができる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 理解を確認するための授業内の小テスト及び平常点40%、すべての授業が終了した後のレポート(場合によっては試験)60% |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
問題提示型PBL(事例シナリオ活用含) |
授業改善の工夫 | 受講生の意見・要望を聞いて、可能な限り対応する。 |
教科書 | 配布する資料に基づいて講義する。 |
参考書 | シラバス執筆の時点では、教科書などの刊行の状況が不明確であるため、初回の授業で紹介する。 |
オフィスアワー | 納得いかないこと、分からないこと、どこが分からないか分からない状況、授業に対する意見など、些細なことでも構わないので、遠慮なく質問して下さい。 |
受講要件 | 特になし。 |
予め履修が望ましい科目 | 特になし。 |
発展科目 | 物権法、債権総論、家族法、会社法、商法総則、商取引法、労働法。 |
その他 | 小型のものでよいので、授業には必ず六法を持参すること。 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 民法、契約、不法行為 |
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Key Word(s) | civil law, contract law, tort law |
学修内容 | 第1回 ガイダンス、序論、契約総論 第2回 売買① 第3回 売買② 第4回 売買③ 第5回 売買④ 第6回 贈与 第7回 消費貸借 第8回 使用貸借、賃貸借① 第9回 賃貸借② 第10回 賃貸借③ 第11回 賃貸借④ 第12回 賃貸借⑤、役務提供契約総論 第13回 請負① 第14回 請負② 第15回 委任、事務管理 第16回 寄託、和解 第17回 組合 第18回 典型契約論、中間のまとめ 第19回 不法行為①総論 第20回 不法行為②要件1 第21回 不法行為③要件2 第22回 不法行為④要件3 第23回 不法行為④要件4 第24回 不法行為⑤効果1 第25回 不法行為⑥効果2 第26回 不法行為⑦効果3、人に関する責任1 第27回 不法行為⑧人に関する責任1、物に関する責任 第28回 不法行為⑨共同不法行為 第29回 不当利得①総論、要件 第30回 不当利得②効果、特殊な不当利得 |
事前・事後学修の内容 | 授業前は、あらかじめ配布される資料を読んで、何が「法的に」問題になるのかを考えておくこと。授業後は、配布された資料、ノート、紹介した文献・判例などを読んで、理解を深めておくこと。 |