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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 教育学部・教職に関する科目
科目名 教育課程論の意義及び編成
きょういくかていのいぎおよびへんせい
Curriculum Planning
受講対象学生

68 期生
卒業要件の種別 必修
教育課程の意義及び編成に関する授業科目(教育課程論Ⅰ・教育課程論Ⅱ)については、68期⽣までは⽂部科学省の指導により⼩学校免許取得者対象授業と中学校⾼等学校免許取得者対象授業を分離開講することを義務づけられている(Ⅰ=⼩/Ⅱ=中⾼)。
授業科目名 教育課程論Ⅱ
きょういくかていろんに
Lecture on Curriculum Theory II
単位数 2 単位
受講対象学生

学部(学士課程) : 4年次
69 期生
卒業要件の種別 選択必修
69期⽣は、「教育課程の意義及び編成」領域から「教育課程論Ⅰ」(2単位)もしくは「教育課程論
Ⅱ」(2単位)のいずれかを単位取得すること。もちろん両⽅の授業科目を履修してもかまわない。
授業科目名 教育課程論Ⅱ
きょういくかていろんに
Lecture on Curriculum Theory II
単位数 2 単位
受講対象学生

学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次
70,71,72 期生
卒業要件の種別 必修
69期⽣以前は「教育課程論Ⅰ」「教育課程論Ⅱ」の両⽅を履修・単位取得することもできたが、70期以降は「教育課程論」1種類のみの開講とする。複数の内容が異なる授業が開講されるが、重ねて単位取得することはできない。
授業科目名 教育課程論
きょういくかていろん
Lecture on Curriculum Theory
単位数 2 単位
ナンバリングコード
educ-comn-CURR1201-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 金曜日 7, 8時限
開講場所

担当教員 木村 美来 (非常勤講師)

KIMURA, Miku

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 教育課程の定義,意義及び編成原理について学ぶとともに,教育課程の歴史的変遷について理解する.
小・中学生の「健康」をテーマに,総合的な学習の時間の授業計画を考案し、模擬授業を行う.
学修の目的 教育課程の定義,意義,果たす役割など教育課程に関わる基本的な概念や原理について理解する.
小・中学生の健康行動に関する実態や関連要因について理解し,教育的アプローチの具体的内容について考案し、模擬授業を行うことによって実践力を身に付ける.
学修の到達目標 1.教育課程及びその編成に関する基本的な理論と方法
2.教育課程の歴史的変遷及び評価
3.小・中学生の実態とニーズに合った授業計画・実践
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
○教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
○教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
○自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 ・授業中の活動への参加30%,
・課題遂行50%
・授業中に指定する小レポート20%
・試験20%
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)
問題自己設定型PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫 ●「課題レポート用紙」を有効活用し,講義内容に対する質問の受付及びフィードバックや講義運営に対する受講生の要望を把握する 
●授業計画の作成活動においては,「班レポート用紙」を活用し,班活動の進捗状況,各メンバーの取組状況の把握及びアドバイスを行う
教科書 テキストは使用しない.必要に応じてプリントを配付する.
参考書 ●小学校学習指導要領及び解説 中学校学習指導要領及び解説 
●田中耕治・水原克敏・三石初雄・西岡加名恵『新しい時代の教育課程(第3版)』有斐閣,2012
●加藤幸次『教育課程編成論』玉川大学出版部,2013
●JKYBライフスキル教育研究会『心の能力を育てる JKYBライフスキル教育プログラム中学生用レベル1』東山書房,2007
オフィスアワー 金曜日 11:30~12:50 非常勤講師控室(教育学部1F)
受講要件 教室の収容能力や学習効果を考慮して受講制限を行なう。4年生(以上)、3年生、2年生、1年生の優先順で受講を許可していく。
受講制限を実施した場合は、第1回講義までに学務前掲示板、教室前、受講許可者一覧を掲示する。
なお、この授業以外にも、後期金5・6限に「教育課程論Ⅱ」/「教育課程論」を開講する。
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 教育課程,学習指導要領,総合的な学習の時間
Key Word(s) Curriculum, The government curriculum guidelines, Period for Integrated Studies
学修内容 1.教育課程の定義及び意義
2.教育課程の歴史
 日本における教育課程の歩み
 学習指導要領及び学力観の変遷
3.教育課程の思想と構造
 教育課程の編成
 教育課程の類型
 教育課程の構造
4.学習指導要領からみる教育課程の変遷①学習指導要領の前史
5.学習指導要領からみる教育課程の変遷②戦後の学習指導要領
                            (経験主義・児童中心主義時代)
                            (系統主義カリキュラム)
6.学習指導要領からみる教育課程の変遷③ゆとり教育
7.現行学校学習指導要領の特徴と構成
8.カリキュラム開発①(総合的な学習の時間:授業の構成要素,教育目標,教材開発)
9.カリキュラム開発②いのち,生きる力(青少年健康教育の実態及び課題Ⅰ)
10.カリキュラム開発③いのち,生きる力(青少年健康教育の実態及び課題Ⅱ)
11.カリキュラム開発④授業概略作成
12.カリキュラム開発⑤授業概略作成
13.カリキュラム開発⑥授業概略発表
14.模擬授業
15.模擬授業
16.試験
事前・事後学修の内容 ●授業内容に関する疑問は,小レポートなどを通じて随時提示すること.
●グループワークには意欲的に参加すること.
●事前配布資料については必ず目を通すこと.
●授業づくり活動においては,講義外での話し合いを行うこと.

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