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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 教養教育・教養統合科目・国際理解・現代社会理解
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
授業科目名 環境学A
かんきょうがくA
Environmental Studies A
授業テーマ SDGs先進三重創生
単位数 2 単位
ナンバリングコード
libr-comp-ENVS1211-008
開放科目 非開放科目    
分野 人文 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象)
開講学期

前期集中

開講時間
2020年8月18日〜21日、1限〜8限(ただし21日のみ1限〜6限)
開講場所

担当教員 朴 恵淑

PARK, Hye-Sook

park@human.mie-uac.jp

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 (1)国連持続可能な開発も起票(SDGs)の意義を学ぶ。
2015年9月の国連持続可能な開発サミットにおいて、「持続可能な開発目標(SDGs; Sustainable Development Goals)」が採択された。「持続可能な開発目標(SDGs)」は、17の目標と169のターゲットとなっており、2030年までに全世界の国・地域における全てのステークホルダーの協働によって達成すべき最優先アジェンダである。SDGsは、「誰一人取り残さないー No one will be left behind」を理念として、持続可能な社会を実現するための重要な指針となり、行政・企業・学校・市民など全てのステークホルダーが連携するグローバル・パートナーシップが求められている。
(2)持続可能な三重創生を実践する。
三重県は、1960-70年代の日本の高度経済成長を支える一方で、四日市公害による人間を含む生態系に甚大な被害を受けた過去の教訓を活かした、世界一の環境先進県となれる持続可能な三重創生に向けてSDGsに取り組むことが求められている。
(3)次世代を担う人材育成を行う。
総合大学としての三重大学の強みを活かし、SDGsについて学び、三重県の過去の負の遺産を未来への正の資産に替えるべく、次世代を担う人材育成を図る。
学修の目的 (1)SDGsについて学ぶ。
(2)過去の四日市公害について学び、経済と環境、社会の調和を図る持続可能な三重創生に必要不可欠な要素をSDGsから見出す。
(3)グループ討論及び発表を通じて、コミュニケーション能力を向上させる。
(4)講義は主に日本語で行われるが、必要に応じて英語による講義を行い、実戦外国語能力を向上させる。
学修の到達目標 (1)2030年までの全世界のすべてのステークホルダーが取り組むアジェンダについて学ぶことで、グローバルな問題への理解力及び実践できる学習能力を身に付けさせる。
(2)三重県が経験した過去の四日市公害について、そのメカニズム、影響、対策について学び、現在、未来への大命題である持続可能な開発目標(SDGs)とのリンクを図ることで、ローカルーブローバル(グローカル)人材育成を育む。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

 日本語を主にしながら、必要に応じて、英語での講義をも行います。
また、グループ討論及び発表などを通じて、表現力の向上を図ります。

成績評価方法と基準 試験は行わず、レポートによる評価を行います。
さらに、レポートだけでなく、グループ討論及び発表なども含め、総合的な評価を行います。
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業
地域理解・地域交流の要素を加えた授業

英語を用いた教育

教員と学生、学生相互のやり取りの一部が英語で進められる授業
授業改善の工夫 教員の一方的な講義だけでなく、グループ討論や発表などを通じて、教員と学生との双方向的授業形式で行う。また、アンケートの結果などを踏まえ、授業改善を測る。
教科書
参考書 (1)四日市公害の過去・現在・未来を問う 「四日市学」の挑戦(2012.7.), 朴 恵淑編, 風媒社, 272ページ.
(2)三重学(2017.3.30), 朴 恵淑編著, 風媒社, 359ページ.
(3)環境共生の歩み〜四日市公害からの再生・地球環境問題・SDGs〜(2019.10.10.), 野中とも よ・朴 恵淑・種橋潤治・馬路人美・鶴巻良輔・岡田昌彰・森 智広・那須民江・沖 大幹・溝口 勝・遠藤和重著, 明石書店, 190ページ.
オフィスアワー 毎週月曜日、水曜日、金曜日の午前10時から午後6時まで、地域イノベーション学研究科。集中講義期間中(8/18−21)は毎日。
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 国連持続可能な開発目標(SDGs)
四日市公害
持続可能な三重創生
Key Word(s) Uniter Nations Sustainable Development Goals (SDGs)
Yokkaichi Air Pollution
Sustainable Development Mie creation
学修内容 第1回(2020/8/18) 国連持続可能な開発目標(SDGs)の背景・意義について学ぶ。
第2目(2020/8/19) 四日市公害のメカニズム・影響・対策について学ぶ。
第3回(2020/8/20) 持続可能な三重創生について考える。
第4回(2020/8/21) グループ討論・発表・レポート作成
事前・事後学修の内容 (1)参考書を読む。
①四日市公害の過去・現在・未来を問う 「四日市学」の挑戦(2012.7.), 朴 恵淑編, 風媒 社, 272ページ.
②三重学(2017.3.30), 朴 恵淑編著, 風媒社, 359ページ.
③環境共生の歩み〜四日市公害からの再生・地球環境問題・SDGs〜(2019.10.10.), 野中ともよ・朴 恵淑・種橋潤治・馬路人美・鶴巻良輔・岡田昌彰・森 智広・那須民江・沖 大幹・溝口 勝・遠藤和重著, 明石書店, 190ページ.
(2)「四日市公害と環境未来館」の見学を行う(月曜日の休館日以外、毎日午前10時から午後5時まで開館)
①展示物
②ビデオ映像
③語り部との交流など

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