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科目の基本情報

開講年度 2020 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 日本の文学I
にほんのぶんがく あい
Japanese Literature I
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-cult2110-030
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 水曜日 3, 4時限
開講場所

担当教員 開 信介(人文学部)

HIRAKI, Shinsuke

SDGsの目標

学修の目的と方法

授業の概要 様々な「異界」をモチーフとした日本近代文学作品を読みながら、日本近代における「幻想」の表象と歴史・社会状況の繋がりについて考える。
学修の目的 日本近代文学を研究するための基本的な知識・方法を修得する。
学修の到達目標 日本近代の幻想文学について理解を深める。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 変動激しい現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
 自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  •  専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 小レポート30%、期末テスト70%。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 プリントを適宜配布する。
参考書 ツヴェタン・トドロフ『幻想文学論序説』三好郁朗訳(創元ライブラリ、1999年)、東郷克美・高橋広満編『「異界」文学を読む』(鼎書房、2017年)
オフィスアワー 毎週水曜日12:00~13:00
受講要件 特に無し。
予め履修が望ましい科目 特に無し。
発展科目 特に無し。
その他 私語は厳禁。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 日本近代文学における「異界」
Key Word(s) The Otherworld in Modern Japanese literature
学修内容 第1回 ガイダンス
第2回 「異界」と「幻想」
第3・4回  山中異界――泉鏡花『龍潭譚』を読む
第5回   地霊――永井荷風『狐』を読む
第6・7回  夢――谷崎潤一郎『母を恋ふる記』を読む
第8回   影――梶井基次郎『Kの昇天』を読む
第9・10回 レンズ――江戸川乱歩『押絵と旅する男』を読む
第11・12回 都市――萩原朔太郎『猫町』を読む
第13・14回 狂気――久生十蘭『湖畔』を読む
第15回 まとめ
事前・事後学修の内容 毎回、取りあげる作品を必ず読んでくること。

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