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開講年度 | 2020 年度 | |
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開講区分 | 人文学部文化学科 | |
受講対象学生 |
2012年度以降入学生用(文化) 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 文化環境論C | |
ぶんかかんきょうろんしー | ||
Cultural Geography C | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | humn-cult2100-071
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
木曜日 5, 6時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 北川 眞也(人文学部) | |
KITAGAWA, Shinya | ||
SDGsの目標 |
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授業の概要 | 本授業では、地理学の一分野である政治地理学、あるいは批判地政学の理論や概念について説明し、それについて議論します。 |
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学修の目的 | 世界規模の政治を語るときに主体とされるのはだいたいが国家であり、語られる内実はきまって国家間の関係です。しかし、空間と政治、空間と権力、空間と境界の関係は、本来、国際的、グローバルなスケールから、国民国家のスケール、さらには身体や日常生活のスケールにまで及ぶ複合的なものです。これらのさまざまなスケールがからまり合いながら、空間と政治・権力をめぐる不平等な関係性がローカルにも、グローバルにも形成されています。しかし、それは常にさまざまな異議申し立てや変容に開かれたものでもあります。目的は、このような複合性やからまり合い、変容を理解することです。 |
学修の到達目標 | さまざまなスケールのからまり合いを通じて形成される空間と政治、空間と権力、空間と境界の関係を、文章やコメントで的確に表現できるようになることです。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 授業のコメント50点、レポート 50点 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業 グループ学習の要素を加えた授業 その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) |
授業改善の工夫 | |
教科書 | 特にありません。 |
参考書 | コーリン・フリント著、高木彰彦編訳『現代地政学−グローバル時代の新しいアプローチ』原書房、2014。 山﨑孝史『政治・空間・場所―「政治の地理学」にむけて』ナカニシヤ出版、2013。 |
オフィスアワー | 木曜日の12時~13時、研究室。事前に連絡してください。 |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | ヨーロッパ・地中海の風土と地誌、ヨーロッパ・地中海地誌演習 |
その他 | 授業は講義形式としていますが、受講生のみなさんの積極的な取り組み、発言が前提となります。テクストの読解やグループワークを行います。 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 政治地理学、批判地政学 |
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Key Word(s) | political geography, critical geopolitics |
学修内容 | 第1回 はじめに 第2回〜第3回 政治地理学、批判地政学 第4回〜第5回 地理的スケール 第6回〜第7回 領域化された国家 第8回〜第9回 ネットワーク 第10回〜第11回 フェミニズム、サバルタン 第12回〜第14回 反地政学、オルタナティブな地政学 第15回 おわりに |
事前・事後学修の内容 | 予習については、次週の授業用の論考を指定または配布することもあるので、予めそれを読書してくること。復習については、授業を振り返り、自身の疑問点を中心に短い文章を書いておくことが大切です。 |